こんにちは。3年Gの前岡です。
ちょっとイタいですけど、自分の思いを綴りやすいようにだ・である調で進めていきますのでそこのところどうぞよろしくお願いします。
「上智は弱い。」
ラクロスを始めてからこの言葉を何度聞いてきたか分からない。
自分はこのイメージを何がなんでも払拭したい思いでずっとやってきたのかもしれない。
確かに例年2部下位だし、そこまで人数は多くなく競争率が低いし、グラウンドは土で、線も細い。弱いと思われて当然である。
でも俺は他大学にそう思われるのにすごい腹が立つ。フレッシュマンキャンプでは直接言われたこともあった。
こんなに人間的に良い人が多いのに勝負事では負けるっていう構図もなんか不条理な気がして嫌だった。
しかしやっぱり弱いことにはどこか原因が絶対ある。
中途半端?こんな言葉がうちには適してるかも。
ここら辺でいいやっていう考えがまだまだ上智ラクロスの文化として根付いていると肌で感じる。
上智の中でも一部の人間は志高く、練習に取り組んでチームを動かしていると思う。こういう当事者意識の高い人間が多ければ多いほど組織というものは強くなっていくはず。
自分はぐいぐい引っ張っていくタイプではないけど、自主練を重ね、なんとかプレーで、背中でチームを引っ張っていく責任があると感じながらいつも壁に向かっていた。
その背景には去年のリーグ戦の経験がある。
千葉大学戦、3Qビハインドの状況で出場し、わずか3、4分で2失点しすぐに交代させられてしまった。
本来であれば流れを変えるべき役割で、自分が勢いを上智サイドに持ってこなければいけなかった。
しかし、逆に不利な状況を作ってしまっただけだった。
何も仕事ができなかった自分に落胆した。
この試合が終わってからGの役割、裁量権の大きさ、または特別感というものを再認識し、ラクロスに対する考えを改め始めた。
そんな思いを胸についに今年度のリーグ戦が開幕した。
しかし結果は3-7で負け。
「上智は弱い。」
このイメージはまたもや覆すことはできなかった。
得点を決めることが段々と当たり前になってきて、相手の応援団がそんなに歓喜しなくなる感じが忘れられない。
ナイスセーブ!よく頑張った!とは皆は言ってくれたけど、結局7回も自分の後ろに入れられてしまった。
ふざけて同期は「岳希が全部止めれば負けないんだよ」っていつも言ってはははとか笑っていたけれど、それは冗談でなく事実なんだと実感した。
振り返ってみるとまだまだ自分のラクロスに対する意識は低かったみたいだ。
法政の配信を見返すと1日6時間自主練してる選手もいるそう。
自分はやってるつもりだけど、他大学のやつらも当たり前にやってる。
毎年行動を悔いている。これは自分だけじゃないはず。
だからこそ全員があと数日間だけは2戦目までにやれることは全てやって準備をして臨もう。
もっとできたはずなのにってこれ以上後悔しないように。
OB・OG、コーチの方々、保護者の方々、応援してくれる関係者に勝利する姿を見せて、そして他大学の「上智は弱い」と思ってるやつらを少しでも見返してやろう。
「上智は強い。」
そう言われる時まで駆け抜けよう。
ご精読ありがとうございました。