何かと仲間意識のある、けいたから回ってきました。
4年 #33 FO 鈴木颯次郎です。
彼は人の心に寄り添い、辛い時に手を差し伸べてくれるアツく優しい最高の同期です。
けいたの引退ブログのクオリティーがあまりにも高すぎて、プレッシャーをかけられてますがここで調整役の僕が書きたいと思います。
本文に先立ちまして、平素より上智大学男子ラクロス部を温かくご支援くださるコーチの皆様、OBOGの皆様、保護者の皆様、並びに全ての関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。今後とも変わらぬご支援・ご声援を賜りますよう、謹んでお願い申し上げます。
誰かの心に響くブログを書きたい、なんて生意気なことを考えていましたが、気づけば投稿前日。焦りながら筆を進めています。
拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
この4年間を改めて振り返ると、常に「怪我」に振り回されていたと思う。
その中でも、ラクロス人生を大きく変えたのは、間違いなく2年生の9月に負った右膝の前十字靭帯断裂と半月板損傷。
医師から、手術が必要で競技復帰まで約1年かかると言われた時の衝撃は大きく、すぐには現実を受け入れられなかった。
手術を終えると、膝は尋常じゃないほど腫れ上がり、まともに歩くことすらできなかった。そこから始まったのは、果てしないリハビリ。
怪我をするまでは、ただフェイスが好きで、漠然とリーグ戦で活躍したいと思っていた。日々の練習を惰性でこなし、自主練や筋トレも最低限のノルマをこなすだけ。同期の中でも、熱量は低い方だったと思う。
そんな自分が怪我を通じて実感したのは、本当にたくさんの人に支えられているということだった。
先輩、後輩、コーチの方々、家族。
そして、何より同期のみんな。
一度は部活を辞めようと思い、ラクロスから距離を取ってしまった自分をずっと気にかけて連絡をくれた。
先の見えないリハビリの中で、もう一度みんなとプレーすることは大きな目標となり、復帰を目指す力になった。そして、ピッチに戻って活躍することで、支えてくれた人たちに恩返ししたいと思うようになった。
辛い時にたくさんの人が寄り添ってくれたからこそ、もう一度ラクロス部に戻ることができた。
そして3年生の8月、やっとの思いで復帰した。
自分が思っていた以上に、1年のブランクは大きかった。
25シーズンは個人だけでなく、チームにとってもフェイスにとっても、とにかく苦しいシーズンだった。
同じ怪我をしたからこそ、わたひろさんの辛さは痛いほど分かる。
そして、わたひろさんは怪我をした時に1番の味方でいてくれて、どんな時も寄り添ってくれた。
だからこそ、支えたかった。
だけど、自分がリーグ戦に出たのは6試合中の4試合。メインで出たのは1試合だけ。
チームも入れ替え戦にすら行けず、3部残留。
何も貢献することができなかった。
わたひろさん1人に責任を押し付けてしまった。
自分の無力さが悔しく、何よりも申し訳なかった。
だからこそ、今シーズンはその悔しさを晴らすために。そして、チームに迷惑をかけた分フェイスから圧倒昇格に貢献したいという想いで臨んだ。
迷惑をかけた試合もあったかもしれない。
だけど、何よりも同期のみんなと試合に出ること、そして勝利した時の喜びは計り知れないものだった。
戻ってきて良かったと心から思った。
しかし、現実は残酷なものであり、その時は一瞬だった。
4年生の6月 練習試合vs東大。
1度目に断裂をした時と同じ、右膝が捻れ、ブチっと靱帯が切れる地獄のような感覚。
もうここまでだなと察して、グランドに倒れ込んだあの時の死にたくなるような胸の苦しみは今でも忘れられない。
何となく覚悟はできていたつもりだったけど、医師から前十字靭帯再断裂と告げられ、自分でもびっくりするくらい涙が溢れ出てきた。
入部してから週5の4時半起き、手術、1年近いリハビリ、オフの日にまで行った武者。これまでの全ての努力が打ち壊されたような気がした。
今回ばかりは、プレイヤーとして復帰することを諦めようと思った。しかし、コーチや同期をはじめ、たくさんの人が支えてくれたおかげで、もう一度プレイヤーとして試合に出場する道を選ぶことができた。
様々な葛藤はあったけれど、最後までプレイヤーとしてやり切ることを決意し、少しでも試合に出られる可能性を高めるため、リハビリや筋トレに励んだ。
リーグ戦第3戦vs理科大。
気づいたら4Q2点リード、絶対にポゼッションが欲しい重要な局面で出場した。
結果は、たった一つのポゼッション。得点に繋がったり、誰かに影響を与えられるようなビッグプレーではないかもしれないけど、自分の中でここまで続けてきたことは無駄ではなかったと心から思えた一本だった。
だけど、やっと1勝。
目標は入れ替え戦に行き、2部の舞台に戻ること。
まず、全力で残り2戦を勝つだけ。
最後までチームのために最善を尽くしたいと思う。
ここまで長々と自分語りをしてしまいましたが、最後に後輩に向けたメッセージを込めてまとめに入りたいと思う。
怪我をして落ち込んでいた時、同じ怪我を乗り越えたあるサッカー選手の本を読み、ある言葉に出会った。
「人生に無駄なことはない。ただし、無駄にするかどうかは自分次第」
もちろん、怪我をしてよかったと思ったことは一度もない。できることなら怪我なんてしたくなかったし、思い描いていた通りの4年間を過ごしたかった。
それでも、何度も苦しい状況を経験し、多くの人に支えてもらったからこそ、今の自分がある。
辛いことから逃げ出すのは簡単だし、自分自身、何度も逃げ出したくなった。
どれだけ努力しても、必ず結果がついてくるとは限らない。それでも、苦しい経験の中で何を学び、何を得るかは自分次第なのだと思う。
そして、この4年間は絶対に一人ではやり切れなかった。何度も挫折し、弱い自分に負けそうになった時、支えてくれる仲間がいた。自分を気にかけ、背中を押し、もう一度立ち上がるきっかけをくれた仲間がいたからこそ、最後までプレイヤーとしてやり切ることができた。
この4年間で得たものは、ラクロスの技術や経験だけではない。一生大切にしたいと思える仲間に出会えたこと。それが、自分にとって何よりも大きな財産だ。
後輩のみんなも、これから怪我や思うように結果が出ないことなど、ラクロスを辞めたくなる瞬間があるかもしれない。
努力が必ず報われるとは限らないし、頑張ったことが周りに認められないこともあるかもしれない。それでも、最後までやり切ったからこそ得られるものがあると、自分はこの4年間を通して感じた。
まとまりのない文章を長々と書いてしまいましたが、ここまで読んでいただき本当にありがとうございます。文章力がなく、言いたいことを伝えられていないような気もしますが、誰か1人にでも伝わっていたら嬉しいです。
最後に感謝パートを書いて終わりたいと思います。
後輩のみんな
ポジションが違うとなかなか話す機会が少なかった人もいるけど、みんなと一緒にプレーできて楽しかったです。
最上級生にもかかわらず、メニューに参加できないことが多く申し訳なかったです。
武者に行って他大学の練習を見る機会も多かったけど、上智はなんで3部にいるんだろうと思うくらい、才能のあるプレイヤーが多く、絶対に上を目指せる力があると思います。引退してからもずっと応援しています。
スタッフのみんな
いつも数えきれないほどのサポートをしてくれてありがとうございました。部員よりも早く集まり、グラウンドの準備やテーピング、練習中のビデオ撮影、審判、試合の分析など、日々の練習が成り立っていたのは皆さんのおかげだと思います。
MGの皆さんは、オフの日まで武者に帯同してくれてありがとうございました。また、日々の練習動画をすぐにアップして、振り返りができる環境を作ってくれたことにも本当に感謝しています。来年以降もFOの後輩たちをよろしくお願いします。
コーチの皆様
上智ラクロス部に関わり、指導してくださったことに心から感謝申し上げます。どんな言葉よりも、結果で返すことが一番だと思うので、昇格して恩返しができるよう、残りの試合に全力で取り組みたいと思います。
FOerの先輩方
雄介さん
フェイスの技術だけでなく人柄もかっこよく、1年生の時から憧れ続けてましたが、一向にその距離は縮まることなく引退を迎えてしまいました。フェイスの技術を教えてくださったことはもちろん、怪我をした際も親身になってメッセージをくださりありがとうございました。
遼さん
感謝することが多く、何から書いていいか分からず困るくらいお世話になりました。現役の時にFOの基礎を教えてくれたこと、そしてコーチとして戻ってきてから、たくさんの温かい言葉をかけてくれて再び前を向かせてくれたこと本当に感謝しています。
思い描いたような活躍は全くできていないけど、上智FOを支えられるように最後まで頑張ることで少しでも恩返ししたいです。
なかりょうさん
お久しぶりです。お元気ですか?
なかりょうさんから引き継いだ33の番号をもっと輝かせるつもりだったのですが、こんなことになってしまって申し訳ないです。(ごく稀だけど)試合の応援に来てくれたことも嬉しかったです。また、OB会でフェイスしたいんで絶対行きましょうね笑
わたひろさん
1度目、そして2度目の断裂の時も、ずっと気にかけて声をかけてくれてありがとうございました。わたひろさんの存在がなかったら、間違いなくどこかのタイミングで辞めていたと思います。わたひろさんが再びピッチに立つ姿を見ることで、長い長いリハビリ期間を乗り越えることができました。最高にかっこいい先輩です。
わたひろさんに対する感謝を書いてたら、終わりが見えないのでこの辺にしておきます。
手術終わったら、波乗りましょう????
上智FOerの後輩のみんな
きいち
きいちの持ち前の明るさのおかげでフェイスの芝がいつも明るく楽しく練習できていたと思う。
後輩2人のレベルが高く、焦ることもあるかもしれないけど、誰よりも努力し、考えながらフェイスに取り組んでいるきいちなら、きっとうまくいくと思うから自信を持って頑張ってね。
ラストイヤー大変なことも多いと思うけど、いつでも相談に乗るので相談してね。
そうた
あの時、電話をかけてくれてありがとう。
そうたの存在があったから、俺も最後までプレイヤーとしてやり切ろうと思えた。
たくさん偉そうにいろいろ教えてきたけど、もう教えられることがないくらい成長して、本当に頼もしい後輩です。本気でそうたが世代最強FOになることを期待してます。膝のことが落ち着いたらまた真田行かせてください。引退したらサウナでも行こうね。
えび
あの暗闇の大井以来、かなり怖いです。
でも、フェイスのセンスは間違いなくあると思うから、そうたと切磋琢磨して頑張って。
今シーズン、実戦で力を発揮する場面は少なかったかもしれないけど、オフに武者行ったり、自主練でクランプ研究したり自分なりに考えて取り組んでるのは絶対無駄になることはないと思うから頑張って。まずは、早くお金を払い終えてセカンドクロス買えるように頑張って
同期のみんな
怪我ばかりの自分がここまでラクロスを続けてこられたのは、同期のみんながいたからです。何度も諦めかけたけど、みんなのプレーする姿を見て、自分を奮い立たせていました。
プレイヤーとしてはチームに貢献できず、迷惑をかけることばかりだったけど、どんな時も気にかけて味方でいてくれてありがとう。絶対に昇格して、2部の舞台に戻ろう。
幹部のみんな
チームの中心となって、誰よりもチームのために時間をかけて考えてくれてありがとう。みんなのおかげで、日々の活動が成り立っていたと思います。そして、こんな状態になってもプレイヤーとして競技を続けることを認め、サポートしてくれたことにも本当に感謝しています。ありがとう。
こうよう
迷惑をかけることも多かったけど、一緒にフェイスしてくれてありがとう。チームにとって大切な時期に怪我をして、大変な思いをさせてしまって申し訳ない。こうようの存在があったから、俺も常にうまくなりたいと思えていた。本当に感謝しています。引退したら、お互い一旦怪我を治して、試合の応援や練習に顔を出そう。
えいし
怪我を乗り越えて、OFを引っ張って活躍している姿は本当にかっこいいと思う。えいしが同じ怪我をした時に、なんて声をかけていいか分からず、あまり力になれず申し訳ない。
正直、2度目に断裂した時は心が折れて、プレイヤーとして続けることを諦めかけた。でも、そんな時にえいしとLINEしたおかげで、最後まで諦めずにいられたと思う。本当に感謝してます。
かんた、とうま
2人には本当にお世話になりました。
辛かった時もずっと気にかけて声をかけてくれて、ご飯にも誘ってくれてありがとう。2人がいなかったら、ここまで続けられなかったと思う。いろいろ弱音を吐くこともあったと思うけど、何でも優しく聞いてくれてありがとう。引退してからもよろしくね。
最後に両親
野球を12年間、ラクロスを4年間と、ずっとやりたいことをさせてくれて、いつも一番近くで支えてくれてありがとう。朝早くに家を出たり、授業やバイトで帰りが遅くなったりしても、ご飯を作ってくれたり送迎してくれたりと、2人の支えがあったからここまで続けることができたと思います。あと少し迷惑をかけることもあると思うけど、最後まで見守っていてくれたら嬉しいです。必ず恩返しします。
この引退ブログを書くにあたり、4年間を振り返って、改めて本当にたくさんの人に支えられていることを実感しました。このブログでは感謝を伝えきれていない人もいるので、引退して落ち着いたら、改めて直接伝えさせてください。
次は一緒にリハビリ界隈のトップを張っていたこたろうに回します。
今となっては1.2限の間に、キッチンカー前でじゃんけんして、みんなで肉をかき込んでからACに行ったのも懐かしい思い出だね。
ラクロス部機創のトップである彼は一体どんな文章を書いてくれるのでしょうか。お楽しみに!

