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2024

【引退ブログ 4年 副将/DFリーダー DF 鞍掛隼乙】

棚橋から回ってきました。

 

同学科の彼とは4年間のほとんどの時間を共に過ごしました。

 

4年間親の脛をものすごく美味しそうにむしゃぶる彼を見て、羨ましさと若干の憎しみを感じたことも多々ありましたが

1年生の頃は

初めての同期会で

俺男子校だからこうやって男女で集まるのマジで楽しみと言ったり、

俺男子校だから肩とか組んでベタベタする癖あるとか言ったり、

俺男子校だから女の子とラインで話すよりお前らと話す方が楽しいと言ったり、

可愛いところ満載です。

 

何度も聞いたお母さんの手料理が凄くて、世界一聞き上手という話と

家では第一人称が「ゆうくん」という話から、真っ直ぐに育てられて生きてきたんだなと日々実感していました。

 

誰とでも分け隔てなく仲良くできて、ノリも良く上南戦では南山ラクロス部も巻き込んで一芸もできちゃう彼は、みんなに愛される最高にいいやつだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

今年度、副将兼DFリーダーを務める鞍掛隼乙です。

 

 

おそらく人生で一度しかないこの機会。本気で4年間を捧げたラクロス生活での学びや感じたこと、を書き残そうと思う。

皆が期待しているような綺麗な言葉ばかりではないけれどこれが俺の本音。

 

 

 

「なんでラクロスやってるの?」

大学4年間で死ぬほど聞かれたこの言葉。その度に「あーノリ。」とか曖昧に答えてきたけど明確な理由がある。

 

ラクロスを始める前は3歳から高3まで15年間サッカーをやっていた。

幼い頃の夢はもちろんサッカー選手、けど段々と周囲との実力差を痛感し、いつの日かそんな夢は消えていた。小学生の頃は一個下にキーパーのスタメンを取られDFに転向、試合にはギリ出れるくらい。そんなレベル感だったから地元の中学校のごく普通のサッカー部入部した。先輩たちは上手かったけど自分の代になると全学年合わせて9人しかいなかった。

サッカーは11vs11のスポーツ。時に怪我人が出ると試合が成立するギリギリの7人で試合した。少ない部員でも死ぬ気で練習した。

でも勝てなかった。

惜しかったとかじゃなくてボコボコにされる日々、悔しいし情けなかった。

だから高校サッカーに懸ける思いは強くて昔からの憧れだった全国に出るようなチームと試合をしたいと思っていた。強豪でも何でもなかったけど試合に出るため、勝つために、何より屈辱的な思いをしないようにがむしゃらにやった。

それでもやっと試合に出れたのは自分の代になってから。

人生ってまあ思い通りにいかないことの方が多い。

大きな期待を抱いて迎えた高3はコロナでほとんど活動できなかった。高2の冬、インターハイが中止になると知って引退を覚悟し受験にシフトした。誰とも喋らず毎日10時間くらい勉強する日々、病みすぎて川ばっか眺めてた。2年間鍛えた体も細くなり8kgくらい痩せた。

そんなある夏、突如の大会開催連絡。嬉しさはあったけど、急に運動できるほどの体力なんてなかった。

ずっと夢見ていた舞台には遠く及ばずにあっけなく敗北し、引退。

人生で2番目に泣いた。

どれだけ日々努力して積み上げたものでも、一瞬で崩れるって学んだ。

何より自分を裏切ってしまったことが1番の心残りだった。

 

15年間続けたサッカーは自分なりに頑張ったけど何も成果を出せなかった。

このままじゃ終われない。

大学でも体育会サッカー部に入ってサッカーしよう。

 

そう思う反面、

頑張っても無駄なんじゃないか。

また仲間と温度差感じて失望するんじゃないか。

大学くらい真面目に勉強してのんびりゆったり過ごそう。

と、どこか決めきれない自分がいた。

結局半年間悩んだまま大学に入学した。

 

迎えた大学入学式、この日が人生のターニングポイントになるとは。

午前の部に友達がいなかったから1人で昼食を食べようと思って歩いているとたまたま高校の知り合いにあった。その隣にいたのが棚橋だった。

入学式後の学科集会でも偶然グループが同じで、その日からずっと一緒にいた。

 

彼は当時からラクロス部に入るって公言していて、俺はサッカー部か国際交流サークルに入るって言っててお互い頑張ろうって感じだった。

だからゆくゆく話さなくなるんだろうと思っていたけど、

初めての物理の授業では1番前の席に座りたがり、誰もが苦しむ数学の授業で「イージーモード」って聞き馴染みのない言葉を発して課題を教えてくれる棚橋と4年間一緒にいないと卒業できないと思って、行動を共にしていた。

そんな感じで過ごしてたある日、ラクロスの新歓試合があるから行くって言う彼に特に理由もなくついていった。

 

 

細かい試合内容は覚えてないけど、当時主将の陸さんの

「4年後日本一になれる、みんな初心者だから日本代表を目指せる」

という言葉にビビッときた。

家に帰ってラクロスの動画を改めて見たけど、正直あんま面白いって思わなかった。

 

やっぱサッカーかなって思って、棚橋にラクロスやめるとかやっぱりやろうかなとか、ずっと相談してた。相当めんどくさいやつだったと思う。

 

でもずっと陸さんの言葉が頭によぎっていた。

 

大学4年間をどうしたいか真剣に考えた。

 

自分の人生を振り返ったとき

「嘘でも今まで日本代表とか目指したことないな」

これが出た答えだった。

 

 

最後の最後で自分を裏切ってしまうような弱い自分を変えたい、強くなりたい。

 

今までのサッカー人生の悔しさを晴らすため。

 

この一心でラクロスを始めることを決意した。

 

これがラクロスを始めた理由。

 

 

本気で4年間を捧げると決めたきっかけ。

 

 

 

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4年前、入部した最初の率直な印象はこれで体育会部活と言えるのか。だった。

 

甘いなって。

 

クソ生意気かも知れなかったけど

それは今でも思う。

 

 

・メリハリのない練習

・圧倒的に足りない努力量

・低すぎる目線、基準の低さ

挙げればキリがない。

 

本気でやってるやつがマイノリティーで、泥臭い努力をし、

組織を良くしようと厳しい言葉をかけるやつが浮く集団。

 

この文化が変わらなければ1部昇格はおろか、毎年同じような結果を繰り返すと思った。

だからこそ昨年DFリーダーに立候補し、幹部になってからチームを変えたいと決意した。

 

けど全く上手くいかなかった。

 

何度言ってもやらない。やっても良くて三日坊主。

結果がついてこないからフラストレーションがたまる。

 

負けが続くチーム内に上智は3部に落ちるのでは他大からの声を聞こえてきた。

正直ムカついたけど、その度に何度も奮い立った。

絶対に落とさない、むしろ1部に上がってやる。

焦りは感じていたけれど、それでも前を向き続け、チームの課題を常に考え

少しでも良くなるだろうと思ったことは些細なことでも発信し続け提案した。

でも変わらなかった。

 

何度失望したことか、

4年の意地はないのか、

幹部、リーダーとしての自覚はないのか

 

一緒に頑張ろうと期待を寄せていた同期ですら頼れるやつなんていなかった。

筋トレも壁当てもろくにしない、指摘すると嫌な顔をする。

ラクロスに費やす時間を削ってまで、後ろめたそうに遊びに行く同期を見て

虚しくなった。

 

毎日試行錯誤を繰り返しても、結果が出ない日々は自分が感じているよりもきつかった。

表では絶対落ちないし、今は苦しいけど最後は入れ替え戦に行って1部に上がるって口にしていた。不安を掻き消すために。

メンタルは比較的強いと自負していたけど、朝駅に向かう道で自然と涙が出てくる日々も少なくなかった。

 

孤独でしかなかった。

学生主体の組織でリーダーをやるからには孤独なんて当たり前だと思っていたし、覚悟はしていた。

 

けど想像以上だった。

 

どうすればいいかわからず、とにかくもがいた。

マネジメントやリーダー学に関する本を読み漁り、YouTubeでためになりそうな動画はたくさん見た。

どんな言葉を選び、かけるべきか。強い組織や集団が共通しているものは何か。

色々吸収して考えて実践してきた。

 

組織を変えるには、自分の価値基準だけでなく視野を広げる必要があると思って先輩から他部活同期、他大学の友人、コーチなど多くの人に相談してもらった。

本当にありがとうございました。

 

 

チームの目標に対して、やるべきことは何か常に考え実行すること。

全員で目標を決めたなら軸をぶらさず細部にこだわり、やり遂げること。

 

これが大事にしてきたこと。

 

鬱陶しかったと思う。

細いことも、正直変わらんくないって思われるようなことも

指摘するし

しつこく言い続けたし

厳しい言い方もたくさんした。

 

向き合いたくないところから目を背けさせること、隠すこと、甘やかすこと、妥協することは優しさじゃない。

 

上智ラクロス部は、お互いの意見を主張し衝突を起きることを避け、本音で意見をぶつけるやつが少なすぎる。

大学生部活、特に上智ラクロス部の良さって学生主体だからこそ自分の考えを主張しやすい場があって、多くチャレンジができるところ。

 

周りの目なんて気にするな。

意外と自分が思っているより周りは何も思っていない。

 

人から指摘されることなんて、しんどいしなんとなく肯定したり、流す方が楽。

 

そんなん当たり前。

 

でもそこから何が得られる?

 

弱い仲間と互いに傷を舐め合い同情することで、一時的な安心感に浸るの普通にダサい。

 

結局それって自分のためにならないし最後後悔するから。

 

人は変わらない。ってこの4年間で死ぬほど痛感した。

 

「やるやつはやるし、やらないやつはやらない」

この言葉はすごく嫌い。

 

何度も聞いたし、自分の中で納得して落とし込めば楽になれるけど

同時に人と向き合うことから逃げてると思ったから。

 

優れたリーダーなら、どんなやつにも火をつけてモチベを上げさせるのかもしれないけど

誰もが知るような各業界のリーダーなんて何年もかけてやっと形成されてるんだから、

そんなリーダーがたかが大学4年間で生まれる可能性はほぼ0。

ましてや学生同士の同じ立場の人間なんだから。

結局自分でやるしかないんだよ。

 

だから何度でも伝え続けた。

 

嫌われる覚悟とか、そんなんも考えもしないくらいに。

 

何事も意思決定をするのは最後は自分。

 

万年2部、3部にさえ落ちたこのチームが生まれ変わるためには自分の弱さに目を向け、現実から逃げるな。

 

1部に居続けるチーム、日本一を取るチームはもっとやってる。

 

1年間自分達で掲げた目標、ビジョンに対して走り抜くことがどれだけ大変か。

 

わかってる。

 

1度、自分も逃げた人間だから。

 

でも

 

上智大学体育会ラクロス部に入部した人間ならば

 

4年間を捧げる覚悟で戦え。

 

組織に属し、全員で目標を掲げたならば自分のためだけでなく誰かのためにも戦う義務がある。

 

チームの目標は部員全員の目標。

 

お前1人の妥協が誰かの夢を終わらせる可能性があるし

 

お前1人の些細な努力や勇気が誰かの夢を叶える可能性がある。

 

 

上智ラクロス部にとって、不必要な人間なんて1人もいない。

全員が大切なピース。

 

ここまで情熱を注げたのは

嘘偽りなく

4年間自分を変えたいという強い気持ちがあったから。

 

でもそれ以上に最後は

誰かのためだった。

頑張ってるやつが少しでも輝ける環境を創り上げ残したい。

 

そして何より、勝ってみんなで喜ぶ瞬間が好きだから。

 

 

 

 

 

少しだけ自分が大切にしている良いと思ったマインドを伝えます。

 

 

・人生はネタ

部員の誰もが絶対に4年間のどこかで壁にぶち当たると思う。

試合に出れなかったり、自分の考えが上手く伝わってなくて理不尽な扱いされたり

人それぞれ何かしら抱えてると思う。

 

でも今起きてるキツいことも逃げ出したくなるその局面も、多分引退して酒飲んでたら全部笑い話になる。

 

困難の数だけネタが増えたと思えば、自然と目の前のことを楽しんで取り組めるようになると思う。

 

いい例えかわからんけど、大学ラクロス4年間なんて寿命が決まってるんだから

あと君4年だよって言われたら

毎日楽しく必死に生きるっしょ。

 

まあ普通にキツいことはキツいけどな。

 

 

 

・ポジティブ変換すること

文字通りそのままです。

なんでもいいです。

 

意味わからんくても、どこかポジティブに発展しそうなところに目を向けてそれを口に発してみるといいと思う。

 

俺はとりあえず、キツいことは強くなったーって言うことにしてる。

 

根拠のない自信と頭悪そうな言葉ってなんか元気でるからね。

 

要するに言霊みたいなやつ。

 

 

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ここからはみんなお待ちかね感謝パート。

引退ブログの掲載が始まってからグラウンドでは毎日のように話題に上がっているこのコーナー。

 

 

まず両親。

面と向かって感謝を伝えたことがないから、ここに長文書いてたけど消しました。

勝って直接言うので。

 

ろくに試合に出れなかった小学生、弱すぎて見っともなかった中学生、コロナもあり見る機会すら与えられなかった高校生、15年間のサッカー人生で自信持って見に来て。と言えるときなんてなかった。

けど今は胸を張って見にきて。と言える。

改めてここまでのスポーツ人生を支えてくれてありがとう。

 

2人の息子が1番強い姿見せるから最後応援頼むよ。

 

 

次にコーチ陣。

いがさん

1年生の頃から本当にお世話になりました。初めての練習試合で武蔵に負け家で途方に暮れてラインしたとき物凄い量のプレーの切り抜きとフィードバックをいただきました。その最後に添えられていた「はやとは必ず上智のキーマンになるよ」って言葉。4年間実は大切にしてきました。まだ、期待に応えられてないですね。最後絶対にやったります!

勝ってまた飲み連れてってください。

 

清水さん

今こうして最後の入れ替え戦を控えて最高の状態に仕上がっているのは清水さんのおかげです。治らないと言われた怪我も嘘のように違和感もないです。

怪我が多く、なかなか練習にも100%で挑めない中でも何度もサポートしていただきラクロスを続けることができました。他愛もない話をする時間も大好きでした。

1年間積み上げたフィジカルで圧倒します!

 

たかひろさん

コーチの中でも1番近い距離で4年間過ごしましたね。今じゃもう半分タメ口ですけど何も言われてないのでこのままいきます。現役の頃は、あの代では異質な存在でじょうさんとともにメンタルケアしてもらいました。あれがなかったら多分もっと蕁麻疹出ていたことでしょう。

引退してからコーチやりますよねって冗談で言ったつもりがなんやかんや2年間交通費さえ支給されないのにフルコミットしていただきありがとうございます。

勝ってからのDF飲み楽しみしてます。2次会のカラオケで坂本九聞かされるのマジでしんどいので、カラオケ行きたかったらやすと三好連れて行ってください。

 

育成コーチの2人

りょうすけさん、たくまさん

1年生の頃、フレッシュマンコーチとして教えていただきありがとうございました。コロナで練習できなくても二子にきて教えてもらって、オフの日呼び出しても二つ返事で教えてくれた2人。1年生の頃はミーティングもなくてずっとハンドで練習してていつも付き合ってくれましたね。あんなにもコミットくれるコーチとラクロスできて楽しかったです。ただサマーの代替のフレッシュマンカップもウィンターも結果を出せなかったのが心残り。選手以上に悔しかったと思います。正直ウィンターまでは自分が上手くなれればいいという気持ちの方が強かったけど2人がほ涙を流して本気で悔しがってる姿を見て、誰かのためという感情が芽生え始めたと思います。卒業してまた今年から関わっていただけて嬉しいです。初めて育成した代もついに引退です。

あれだけ時間をかけてもらって育ててもらった成果楽しみにしててください。

 

せきしゅん

1年生の頃からなんとなく知っていて2年生くらいで少し話すようになって今ではコーチと教え子という立場で共に戦っている。めちゃくちゃ上手くてなんでもできるせきしゅんとプレーできた1年間は濃すぎたし楽しかった。時に電話で相談したり、とりあえず合トレしたりと同期のように仲良くしてもらった。去年の入れ替え戦で負けてから共に戻ろうと誓ってあっという間に時間が経ちました。普通に寂しいです。

マジで勝ちます。

 

佐川さん

シーズン途中からでしたが1年間やってきたんじゃないかってくらい上智にフィットして、DFのレベル格段に上がりました。基本テキトーな雰囲気出してますけど的確で、毎回が学びばかりで成長を常に実感することができました。ラクロスやってる中だけでなく、学食でご飯食べた時間、ミーティングどれも共に過ごした時間楽しかったです。佐川さんがきてから生まれ変わって進化した上智DF見せつけます。

来年も個性豊かな後輩を頼みます。

 

 

次にお世話になった先輩たちへ。

 

22DFの先輩達。

我が強すぎるけど情に厚い人ばかりで大好きです。

この代といえばMTG。今はなき2号館4階の壁にプロジェクターで一生MTGしていたの懐かしいです。プライベートも単位も費やしたので、スマホには2年生の頃の写真より66と試合の反省メモのほうがはるかに多いです。可愛くない後輩だったと思いますが、引退してからもご飯や飲みに連れて行っていただきありがとうございます。今のDFの基盤は間違いなくこの代が築いたものです。

あとは香浦さん。ラインで相談してボイスメッセージで返してくる先輩は初めてです。書ききれないほどに本当お世話なりました。入れ替え戦楽しみにしててください。

 

23DFの先輩達。

まずはラスト1年勝たせられずに申し訳なかったです。

未熟すぎた自分にリーダーを任せていただきありがとうございました。練習中も試合中もミーティング中も礼儀ガン無視でボロクソ言ってごめんなさい。それでもラクロス外になったら全く引きずらずに優しく面倒を見て仲良くしてもらって嬉しかったです。ノリと勢いだけで生きてて駅で会っただけのに焼肉奢ってくれた異端児なごりょう。留学から帰ってきてパワフルになってると思ったら、郷に入っては郷に従えと呟く優しすぎる純ジャパたくみさん。上智ラクロス史に残る伝説の真夏の戦を繰り広げた武将こうき。基本何言ってるかわからないけど人望熱く愛される元祖ADHD系インフルエンサーたにたつ。

はりーさん。2年前よく2人でガン詰めされて死にかけましたね。昼のミーティングに向かう重い足取り、夜のミーティング後のアフター参考動画探しどれも懐かしい。2年の頃は励まし合いながら負けないようにと頑張っていました。3年になってからは共にDF作りに奮闘しましたね。寡黙だけど死ぬほど負けず嫌いで責任感が強いはりーさんにはめっちゃ迷惑かけました。だからこそ最後はごめん。

はりーさんの積み重ねた努力と想いを背負って借り返してきます。

 

 

そして先輩、最後は遼さん。

入部した当初は癖の強い先輩だな〜って思ってた。夏頃のある日、遼さんにエニタイム契約しないの弱い的なこと言われて入会したのが筋トレのきっかけ。あれがなかったら入会してなかったかもとか思うと感謝です。何度もシュー練一緒にして、ラインで語ったり、スナチャでモチベ上げあったりいつもありがとう。

誰もがしんどかった昨年、多分1番きつかったよな。毎日のように勝つためにどうすればいいか話して絶対やろうなって言い続けた。きついときも声を張り上げて、プレーで引っ張って努力する最高の主将だったよ。遼さんを勝たせるのが一つのモチベだった。

だから、あれだけ頑張って諦めずに前を向き続けたのに周りからは批判されるのはマジで悔しかった。

1年間すごい責任を感じていたと思う。めっちゃ悔しかったと思う。

任せて。やるから。

 

DFの後輩達へ。

1年生

はるき、こうき、しどう

中々関われなくてごめん。恵まれない環境でも嫌な顔一つせずラクロスに向き合う3人を見てもっとやろうと思えた。1年生の自分とは比べものにならないほど上手いから、自信を持って。朝早く来ての自主練、それ以外でも日々の努力の成果が着実に表れていると思う。

「継続すること」が1番大切。これからのラクロス人生は長いようで一瞬だから何事にも拘ってやり続けること。今ある才能をさらに磨いてリーグ戦で躍動する姿を楽しみにしてる。

 

2年生

SS

最初はこいつ大丈夫かーって思ってたけど、めちゃくちゃ上手くなった。ゴーリーファミリーには良い先輩がたくさんいるから何かあったら頼りな。そしてもう先輩だからこれからは引っ張る立場になっていくからね、より一層頑張って。リーグ戦出るの楽しみしてる。

 

つぐ

入部して最初によくハンドでパスキャしたな。真面目で優しくていいやつだからこそ、ラクロス中はもっとエゴ出していいと思う。夏明けからものすごく成長したね。DFはコミュニュケーション命だから頭の良さを活かして頑張って。

 

とうや

今年はとにかく怪我に苦しんだと思う。どこか飛んでるところがあるけど、ガッツがあってよく喰らい付いた。真面目に自分で考えて努力できるのは最大の武器だから、周りを巻き

こんで最強のショーディーになってくれ。

 

せいご

1ヶ月前、ショーディー転向を打診したとき相当悩んだと思う。正直、打診したときディフェンスやってる姿なんて見たことし大した根拠もなかったけど、Bで腐らずに頑張ってる姿を見ていけるなって思った。1ヶ月で試合に出るレベルまで成長したこと自信持って。上智でショーディー1の攻撃力だから同期2年OFより点取るぞ。

 

とうま

なかなか上手くいかないことの方が多くて結構苦しんだと思う。でも確実に成長してる。1on1、グラボ、クロスワークどのレベルも上がってきて手も長いから未来が楽しみ。飯ちゃんと食えよ、筋トレもちゃんとやれよー。

 

けいた

人生で出会った中でトップレベルにいいやつ。心優しいけど負けず嫌いで腐らずよく頑張った。悔しい想いをたくさんしたと思う。それでもやり続けて身につけたグラボ、マジで上手いから。強みを活かして頑張れよ。かっこいい漢になるぞ。

 

たくみ

入学前から話しててまさか本当に入部してくれると思ってなかった。そして今シーズン2年生ながらスタメンを勝ち取り一緒に試合に出てることが嬉しい。物怖じせず先輩にもちゃんと自分の意見を伝えられるところ、何よりも強みの1on1、信頼してる。

二高魂見せてやろう。

 

3年生

あおと

苦しい時間の方が多かったと思う。自分の強みと課題を分析して練習すること。チームトップの走力があるんだから絶対に強くなる。色々自分なりに考えて仮説を立てることができるのが才能なんだから、もっと積極的に自信持って。

 

かいと

生きて帰ってこい。それくらいかな。帰ってきたらちゃんと連絡してね、練習行くから。

メキシコ留学ストーリーいつも楽しみにしてるから、人生の貴重な時間最高に楽しんで。

 

きじま

ちょっと悩んだとき、これどー?って聞くといつもさらっとこうじゃないですかって頼りになった。詐欺フォール文化作ったりいまだに掴めないところが多々あるけどラクロスとお姉ちゃんが大好きでいつも最高のパフォーマンスありがとう。

しれっと今年点取ってるからね入れ替えも頼むよ。

 

やす

最初に一緒に試合に出た日のこと覚えてる?サマー前の6月の東北B戦。1年生の中でもやる気に満ち溢れててきっと上手くなると思ってた。あんとき今じゃ強みのパスもろくに出せなくて転がしてたな。

あれからもう2年半。早すぎる。

こんな書き方したら育ててやったみたいな風に捉えられるけど、何か先輩らしいことなんて一つもしてやれなかったごめん。誰よりも努力してユースに選ばれたことを知ったとき自分のことのようで本当に嬉しかった。今じゃチームの大黒柱。今年のDFはやすで成り立ってるよ、何度も救ってくれてありがとう。最後も最高のセーブからパス待ってます、走ってショットぶちこんでくるから。

信頼してる、最後も頼むよ。

 

同期DF

 

しょうた

今年1年間主将そして引っ張ってくれてありがとう。

シーズン始まる前、初めて面と向かって自分の思いを伝えあったと思う。あれがあったからこそ今のチームがあると思う。間違いなく誰にでも優しく後輩にも慕われているしょうたが創り上げたチームだから今シーズン部員の多くが前向きにラクロスに取り組めた。

同期で1番器用でクロスワークあるから、ロングを持ち始めた時からしょうたができるようになったことは自分もできるようになろうって頑張れた。

絶対に勝って終わろう。

 

みよし

同期で1番キレたな。空気読めないし、意味わからんこと言うし、9割嘘だしどうしよもなさすぎて何度手が出かけたか(多分1回は殴った)

でもいつも何かしら意見を言ってくれるところめちゃくちゃ助かったし俺は好きだった。ラインで何か送ったら絶対反応するしzoomで誰も返答しないときもいつも反応してくれた。部活ない日も何度も飯食ったな。

明るくてうるさいのが持ち味なんだから、誰にも負けない声量で盛り上げてな。

 

じゅんた

正直去年とか諦めてた。

今年の最初に2人で話したとき本気なんだなって感じた。後輩を巻き込んでの自主練投稿、めちゃくちゃいい雰囲気作ってくれた。いろんな人に編みを依頼されたり、DFに限らず多くの後輩に慕われる人の良さ尊敬してる。本当にここまで辞めずによく頑張った。

4年になって一緒に試合に出れるなんて全く思ってなかった。リーグ戦初戦に一緒に試合に出れた時は感慨深くて、失点した時にめちゃくちゃ悔しがってるの見て良い意味で嬉しかった。ここまでやってきたんだからあとは勝つだけ、絶対に来るから頼むよ。

 

りょうた

4年間ラクロス内外ずっと一緒にいたな。なかなか上手くいかなくて怪我もあり、苦しかったと思う。それを表に絶対出さないし、ずっといたのに一度も悪口とか愚痴とかマイナス発言を聞いたこともない。部内で1番の人格者。

帰りの電車ではいつもいろんな話聞いてくれてありがとう。卒業するまでに話題を提供してくれるの期待してます。

シーズンが始まって最初の方に夜zoomしようって言った。これだけ一緒にいながらもわからないなって思ったから知りたくて。

そのときに「イチローが素振りをやっていていいとされるのは、イチローが結果を出したから」みたいなこと言っていた思う。過程が正しかったか教えてくれるのは結果。それが自分の中に腑に落ちてずっと頭の片隅にあった。

りょうたの口から本音を聞けて良かった「結果にこだわりたい」って。

4年間やってきたもんな、勝つぞ。

 

 

三好とりょうた。

2年生の頃、何度もロングやろうって言った末にロングの道を選んでくれてありがとう。

2人にお願いしたのは渋いATとかだからじゃ全くない。当時は今よりも同期プレイヤーがいた中で2人よりもロングが向いてるやつはたくさんいた。それでも2人に頼んだのは真っ直ぐな人柄。2人とも性格は全く違うけど、地道に頑張れるところは同じ。この2人ならきつくても頑張ってくれる。そう信じてお願いした。だから今4年になって一緒にリーグ戦に出れていることが凄い嬉しい。

本当は、短いクロス持って点とって活躍したかったと思う。

それロングで決めたらもっとかっこいいよ、絶対にチャンス来るから。

笑って終わろうな。

 

そして同期へ。

引退を間近にして、率直に代に恵まれたなと日々感じています。

後輩が活き活きと活動してるのは同期のおかげだと思う。スタッフにはいろんなこと要求したし、結構きついこともたくさん言ったけどプレイヤーよりも朝早くきて準備してくれたり、ビデオ撮ってくれたり、いつでも冷たいドリンクが飲めたり当たり前じゃないと思ってます。4年間ラクロスに全力で打ち込める環境を作ってくれてありがとう。最初はたくさんいたプレイヤーも今じゃたった10人。いろんなやつがいるけどみんな優しくて楽しい思い出ばかりです。

悔しい思いをたくさんしてきた分最後は勝って終わろう。

 

 

 

最後に棚橋。

4年間俺はラクロス部に入って人生が変わったと思ってる。

ラクロスを通じて得た環境や人、いろんな人のおかげで成長できた。でも原点を辿ると、あのとき棚橋に出会ってなかったら今の自分はない。ラクロスやってなかったらどうなってたんだろって考えると恐ろしいくらい。棚橋が人生を変えてくれた。

 

OFリーダーになった今年、相当苦しかったと思う。中々点が取れずに色々言われたり、怪我で自分の思い通りにプレーできなかったり。個人ですらきついのに、OFをまとめなきゃいけない。それでも一度も止まらずにやってのけたの本当に凄いと思う。

言ったことあるかもしれないけど、自分だったらOFリーダーはできなかった。明るくて情熱的な棚橋だからこそ創り上げれたOF。

ずっと一緒にいて、1番本音でいろんな話をしてきた。ラクロスの話が1番したと思うけど、物事をちゃんと考えて良いと思ったことは良い、違うと思ったら違うと言ってくれるし、ダメなところはちゃんと指摘してくれる。プライド高いところが似ていて、常に高みを目指してエネルギッシュ。

そんな存在が常に身近にいながら大学生活を送れて幸せだった。

 

本当に出会えて良かった。ありがとう。

 

 

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2年前、DFリーダーになったとき

「全員の個性が活かせて、やっていて楽しいDF」を作りたいと思った。

みんなには記憶にほとんどないかも知れないけど自分にとって印象深い試合がある。それは練習試合の早稲田B戦。チーム全体としての内容は決して良くなかったし、結果も勝ちきれなかった。

でもあの試合DFから多くのチャンスを作り、DFメンバーで3点も奪った。長い間苦しんでいた選手達が初めて得点を決め、試合で躍動した。

 

これが2年間かけて仲間と創り上げたDF組織だって思えた。

 

「拘る」

これは2年間掲げたDFスローガン。

数えきれないほどやったMTG。昼も夜もやったし、オフの日もやったりした。

たかが1プレー、数歩のポジショニングでも気になったとこは徹底的に議論した。言い合いになったこともたくさんあった。何度もガン詰めされてメンタルやられたやつもいたと思う。ごめん。

 

ここまでやってきたことに自信を持て。

荒削りでまだ未完成かもしれないけど絶対にやれる。

 

そして2年間こんなDFリーダーについてきてくれてありがとう。

意見はストレートに伝える性格だし、意図せず高圧的になってしまうこともあってやりにくさを感じさせてしまっていたと思う。もっとこうすればみんなの良さを引き出せたかなって何度も思った。

 

でも素直で愚直に頑張れるみんなのおかげで、今のDF組織がある。

何より本当に、毎日ラクロスが楽しかった。

 

 

ゴールを守り切るなんて気はさらさらない。

アグレッシブにボールを奪って点取りに行くぞ。

最後まで拘れ。

 

 

 

 

昨年の悔しさを晴らすためこの1年間全員で走り抜いてきた。

 

皆それぞれ数えきれないほどの自分にしかわからない苦悩があったと思う。

それでも前に進んできた。

 

あとはそれぞれの役割で躍動することだけをイメージをして、準備するだけ。

 

2024年12月14日 今年で1番、4年間で最高の1日にしよう。

 

自分達が歩んできた道は間違ってなかったと勝って証明するぞ。

 

『PASSION』

 

 

4年 副将・DFリーダー      鞍掛 隼乙

 

 

 



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