周囲に細やかな配慮をしながら、一生懸命TRリーダーとして頑張ってくれたむつみから回ってきました。むつみが24シーズン開始時に自分からTRリーダーに立候補してくれたこと、本当に嬉しかったです。部活外でも色々な思い出があります。引退したら飲みながら振り返りましょう。
引退ブログ #1 棚橋悠貴
改めまして、今年度OFリーダーを務めました、棚橋悠貴です。
本文に先立ちまして、平素より上智大学男子ラクロス部を温かくご支援くださるコーチの皆様、OBOGの皆様、保護者の皆様、並びにすべての関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。今後とも変わらぬご支援、ご声援を賜りますよう、謹んでお願い申し上げます。
ラクロスと出会い、そしてのめり込んでから早7年。高校で何気なく始めたこのスポーツがこんなにも自分にとって大きな存在になるとは思っていませんでした。ついに「引退」という言葉を迎え、今こうして振り返ってみると、ラクロスが教えてくれたこと、出会わせてくれた人達、経験させてくれた喜びや悔しさのすべてが今の自分を作ってくれたように感じます。このブログでは、そんな7年間を振り返り、想いを言葉にしてみたいと思います。
高校1年生の春、中学で野球に一区切りをつけ、新しい環境で何かを始めたいという漠然とした思いを抱えていた僕は、後に恩師となる佐々木先生に声をかけられたのがきっかけでラクロスを知りました。佐々木先生は、中学時代に野球部のコーチとしてお世話になった先生で、僕にとって親しみ深い存在でした。けれど、高校で再会した佐々木先生は、ただの先生ではなく、大学時代に学生日本一を経験し、さらに関東最優秀選手賞を受賞するなど、輝かしい経歴を持つラクロス界のレジェンドだったのです。その後も社会人チームFalconsで活躍するなど、当時の僕が憧れるには十分すぎる存在でした。
「お前にはセンスがある。日本代表を目指せるぞ。」
その一言に、まんまとその気になった当時の僕(笑)
ラクロスというスポーツには「高校から新しく始められる(実際はラクロス部のある高校は全国に8校。基本的に大学から始めるスポーツでした)」という敷居の低さと、「俺ならやれるかも!」と思わせてくれる何かがありました。実際にスティックを握ってみると、ボールをネットに張り付ける感覚や、遠くにボールを飛ばす瞬間がすぐに掴めた気がして、「これ、俺のためのスポーツじゃん!」と調子に乗っていたのを覚えています。
ラクロスの楽しさに背中を押され、気づけば毎日の練習に夢中になっていました。パスの練習では、少し遠くに飛ばせるようになるたびに「よし、次はもっと遠く!」と自分を奮い立たせ、クレドルを覚えたときは、まるで曲芸を身につけたかのような気分でした。そんな練習を続けていると、自然と「とにかく褒められたい」「目立ちたい」という欲が原動力になっていきました。
ラクロスを始めた頃の僕は(今も?)、自信家で、少し調子に乗っているところもあったと思います。でも、そんな僕を見抜きながらも、佐々木先生は常に褒めてくれるんです。「そのパスいいな!」「今のダッジ、ヤバいな!」と。その言葉を聞くたびに、「もっとやってやろう」という気持ちが湧きました。今思い返せば佐々木先生は技術云々よりも大事な、ラクロスを純粋に楽しむ気持ちを教えてくれていたのだと感謝の気持ちでいっぱいです。
そしていつの間にか目標も生まれていました。最初は「このチームのエースになる!」という単純でストレートなもの。背番号1番を選んだのも、エースっぽくて、誕生日が1月1日で、なんとなく「かっこいいから」という理由でしたが、その時の勢いそのままで今も続いているのは、自分でも少しおかしくて、でも誇らしくも思います。「エース」という言葉の響きや目立ちたい気持ちの裏には、佐々木先生への恩返しの気持ちも少しあったのかもしれません。「佐々木先生が選んだ俺だから、きっとやれるはずだ」という想いがずっと心にありました。そしていつの間にか、佐々木先生のように大学ラクロスで日本一になり、日本代表に選ばれることを夢見るようになっていました。
しかし、佐々木先生とともにラクロスに打ち込むかけがえのない日々も、長くは続きませんでした。高校1年生の終わり頃、佐々木先生が他校に転任することが決まり、先生の指導のもとでプレーできる時間は、わずか1年足らずで幕を閉じてしまいました。さらに、高校が進学校であったことから、高校3年生になると部活動がなくなりました。自然とクロスを握ることもなくなり、日々の生活に追われていくうちに、ラクロスへの想いは少しずつ遠ざかっていきました。
追い打ちをかけるように、高校2年生の終わり頃、開散麻痺という目の病気が発覚しました。視界に映るものが二重に見えるという症状は日常生活にも大きく支障をきたし、ラクロスを続けるには致命的に思えるもので、不安や苦しさが心の中に重くのしかかりました。その不安を誰かに打ち明けることができないまま、ただ静かに抱え込む日々が続きました。
こうして、かつてあれほど夢中になったスポーツへの想いも少しずつ薄れていきました。
大学に入って再びラクロスを選んだのは、憧れの力が大きかったと思います。佐々木先生や、当時新歓をしてくださった先輩たちが熱心に語る大学ラクロスの魅力。そんな話を聞いているうちに、「やっぱり自分も続けてみたい」という気持ちが自然と芽生えました。ものが二つに見える状態は変わらないままでしたが、一つに見えるようになるプリズムの眼鏡を親に買ってもらい、それを使ってプレーを続けることにしました。ヘルメットの中に眼鏡をかけてラクロスをする選手なんて他にはいませんでしたし、正直なところ見た目もかなり恥ずかしかったです。それでも、その悩みが小さなことに思えるほど、大学ラクロスに心を引きつけられる魅力を感じていました。
そして実際に始めてみると、高校時代とはまるで別のスポーツのように感じました。激しさもスピード感も次元が違い、最初はとにかく驚きの連続でした。6on6は1人で6人を抜けばいいと勘違いしていたほど無知でしたが、そんな未熟さがむしろ楽しかったのを覚えています。限度なく、やればやるだけ上達していく実感があり、それを同じように楽しみながら共有できる仲間が沢山いることが幸せでした。毎日が新鮮で、心から楽しい日々でした。
1年生のとき特に心残りだったのは、新人戦の結果です。ラクロス経験者として、新人戦ではチームを代表し、常に試合に出場する立場を任せていただきました。しかし、結果は悔しいもので、1勝も挙げられないまま大会を終えてしまいました。
特にウィンターでは、強豪の獨協大学と合同チームを組み、練習試合も勝ち続き。絶対に勝てるという自信があっただけに、大会当日の0勝という結果はとても苦しいものでした。試合後、りょうすけさんとたくまさんが流した涙、「勝たせてあげられなくてごめん」という言葉は、今でも鮮明に記憶に残っています。
同期たちが純粋に「ラクロス部が楽しい」と思うだけではいられなくなったのは、きっとこの時期からだったのかもしれません。勝つことの重みや責任を初めて強く感じた瞬間でもありました。
関東ユースの選考会に呼ばれたのもちょうどこの時期でした。自分よりも遅くラクロスを始めたはずの他大学のプレイヤーたちが驚くほど上手く、圧倒されました。焦りとともに、強烈な悔しさがこみ上げたのを今でも覚えています。
結果的に関東ユースには選ばれませんでした。そりゃそうだよな、とどこか納得している自分がいたことが嫌で嫌でたまりませんでした。ユースの選考会がどうだったかと聞かれても、「○○大学のあいつのプレーがうますぎる」とか、他の選手のすごさばかりを報告して、自分の話を無意識に避けていたことが、今思い返すと本当に情けないです。その時の自分は、素直に自分を見つめることができていなかったのだと思います。日本代表を目指してラクロスをはじめたはずなのに、少しずつ視座が自分でも気づかないうちに下がっていたのだと感じます。
新人戦が終わり一区切りついたように感じた大学1年生の終わり、ついに目の手術を受ける決断をしました。ものが二つに見える状態のまま生活を続けることには限界を感じていましたし、これからの大学生活やラクロスをより充実させるためにも視界を取り戻したいという思いが日に日に強くなったからです。
術後、ものが一つに見える世界が戻ってきた瞬間の感動は、今でも鮮烈に覚えています。人の目を見て話すという当たり前のことが、こんなにも素晴らしいことだったのだと改めて実感しました。そして、新たな視界で見るラクロスの世界は、まるで一段と輝きを増したように感じました。眼鏡からコンタクトに変えられるようになったことで、プレー中の視野も物理的に広がり、動きに対する自信も以前より増しました。この手術は、ラクロスだけでなく、日々の生活における自分の姿勢や向き合い方にも大きな変化をもたらし、まさに転機となる出来事だったと思います。
この場を借りて、執刀を担当してくださった浜由紀子先生に心から感謝申し上げます。
2年生になると、今度は上級生に混じって一部昇格を目指す日々が始まりました。最初は頑張ればスタメンになれるかもとどこか甘い考えを持っていましたが、当時の4年生の背中は想像以上に大きく、最後まで追い抜くことはできませんでした。振り返れば、ラクロスに対する姿勢も、かけている時間も全く違っていたので、それは当然の結果だったのだと思います。
この頃の自分は、組織のことやチーム全体のことはほとんど考えず、ただ試合に出て活躍することや少しでもラクロスが上手くなることばかりを追い求めていました。そんな中で、常に先を行く4年生に追いつこうと必死に奮闘する日々は、とても充実していて楽しかったのを覚えています。
その一方で、得意なプレーばかりを伸ばしてアピールすることに集中し、右手ばかり使って苦手なことから逃げてしまったのは、今でも少し後悔しています。もっとバランスよく自分を磨く努力をしていれば、違った結果もあったかもしれません。
憧れの4年生たちが率いる、絶対に一部昇格を果たせると信じていたチームでしたが、結果として昇格は叶いませんでした。一部リーグに昇格すること、そしてリーグ戦で1勝を挙げることの難しさを、このとき初めて痛感しました。リーグ戦の大事な場面で何度か出場を任せていただけたことは、自分にとって大きな経験となり、今でも感謝しています。
3年生のシーズン、まずはチーム外のこと。
他大学の同学年の選手たちが一部リーグで主力として活躍している姿を目にすることが増えました。その時、気づいたら埋められないほどの差が生まれていることを痛感し、胸が苦しくなりました。試合観戦に一緒に行った仲間たちはシンプルに試合を楽しんでいて、僕もそれに合わせるような態度を取っていたものの、内心では悔しさが募る一方でした。それでも、試合観戦を辞めることはありませんでした。試合を見ることは、強烈な劣等感と共に情熱を与えてくれ、気づかないうちに下がっていた視座を再確認できる場でもあったからです。
次にチーム内のこと。
このシーズンは、本当に激動の一年でした。3部への降格、同期の減少、そして裏切られるような出来事もありました。他のみんなの引退ブログを読んでいると、いかにこのシーズンが辛く、苦しかったかが痛いほど伝わってきて、胸が締め付けられる思いです。試合にメインで出ていた立場として、勝てなかったことに対する申し訳なさがとても大きく、今でも心から謝りたい気持ちでいっぱいです。本当にごめんなさい。
本当に色々ありすぎてチームはぐちゃぐちゃでしたが、それでもチームを何とかしようと努力している人が身近にいて、僕もOFを引っ張るような存在でありたかったので、当時の自分なりに一生懸命でした。少しずつだけど、チームがリーグ戦を通じていい方向に変わっていこうとしているように感じていました。
でも、結局間に合わなかった。必死さが全然足りなかった。勝てるチームのマインドセットではなかった。
2023年12月16日、3部降格が決まった日。
未だに思い出して何とも言えない感情になります。負けた瞬間、頭が追いつかなくて放心状態になり、泣いている仲間や観客席で応援してくれたお世話になった人たちの顔を見てはじめて自然と涙が込み上げてきました。
「あぁ、俺らもう1部昇格を目指すこともできないんだ。」
そう思うと悲しいってより絶望に近い感情になりました。
困難だらけのシーズン。負け続きの理由を何かのせいにするのはあまりにも簡単でした。
「こんなぐちゃぐちゃのチーム状況の中で耐えている自分は偉い、この中で自分は一生懸命な方だ。」
そんなチームメンバー個人個人の考えの蓄積がこの結果を招きました。もちろん、僕もそう思っていました。大きな失敗をしないと気づけないものですね。本当に情けないけれど、降格した瞬間にはじめてビンタされて目が覚めた気がしました。
そして迎えた4年生、最後のシーズン。
気づけば、OFリーダーに立候補していました。
去年のような悔しさを味わいたくないから、というわけではなく、強いOF組織を創りたいという思いがずっと心の中にありました。
リーダーじゃなくてもそれはできるだろと思われるかもしれません。でも過去の経験から、リーダーにしか見えない景色があることを知っていました。リーダーが組織に与える影響がどれほど大きいかを知っていました。責任ある立場に立ち、自分が舵を取って前に進むことで、どんな可能性を切り拓けるのかを試してみたかったんです。
何よりも、自分の手でチームを素晴らしい場所へと導きたいと強く思うようになったからでした。
自分の学生最後の1年は上智OF組織が変化し、今後成長していく為の基盤をつくることに捧げようと思いました。
今シーズンOFリーダーとして意識していたことはただ一つ。
「OFメンバーが常に何かを感じようとする姿勢をつくること」
理由については、この後説明しますね。
こうして1年間OFリーダーを務める中で、本当にかけがえのない経験をたくさんさせて貰いました。
狙い通りに組織的な得点が決まったときの喜びは格別でした。
練習の成果が試合で形となった瞬間は、これ以上ない達成感を味わえました。
一方で、練習では着実に成果が出ているのに、試合でそれを反映できなかったときの悔しさも忘れられません。
そのギャップに向き合い、次の一手を考えるたびに、挑戦している実感がありました。
正解がない中で組織の進む方向を示すことの難しさも痛感しました。様々な意見や状況を尊重しつつ、決断を下さなければならない瞬間は幾度となく訪れました。そのたびに、自分の判断がチームにどのような影響を及ぼすのかを考え抜きましたが、必ずしもすべてがうまくいくわけではありませんでした。
弱さを見せることは決して恥ずかしいことではないということを知りました。むしろ、お互いの弱さを認め合うことでチームとしての強さを築いていけるのだと気づきました。リーダーとして、完璧である必要はない。むしろ、自分も仲間も弱さをさらけ出しながら、少しずつ前に進むことで、本当に強い組織を作ることができるのだと感じています。
もう伝わっているかもしれませんが、この1年間OFのことをずっと考えていたら、めちゃくちゃOFメンバーへの愛が深くなりました(笑)
自分の得点よりも仲間の得点が嬉しいと感じる日が来るなんて思ってもいませんでした。
スプリングカップの優勝、8年ぶりとなる上南戦の勝利などを達成できました。。
仲間とともに過ごした日々が、僕にとってかけがえのない財産になりました。
7年間のラクロス人生を振り返って、思いのままに書いていたら、いつの間にか随分と長くなってしまいました。
最後に伝えたいことは、ただ一つです。
「感じることで人は動く」
振り返ると、自分が変化を起こすために行動したとき、そのきっかけはいつも「何かを感じたこと」でした。
ただ正論を突きつけられるだけでは、人は動けません。後になって「あのときこうすればよかった」と思うことや、「正しいとわかっていたけど行動できなかった」という経験があるのは、結局その瞬間に何かを「感じられていなかった」からだと気づきます。
実は、僕は昨年のシーズンがなければよかったと思ったことは一度もありません。もちろんラストイヤーを2部で戦いたかったという想いは人並み以上にあったと思いますし、後悔がないシーズンだったかと問われれば、答えは完全に「ノー」です。なぜかというと、それは、上智大学男子ラクロス部員一人一人が昨シーズンを通じて何かを「感じ」、その経験を通じて少しずつ自分自身の行動に繋げていくのに必要な経験だったと強く思うからです。
今年掲げたビジョン「全員が勝利を喜び、全員が敗北を悔しがる集団」。
この言葉をチーム全員が共有し、良い雰囲気で活動できたのは、昨シーズンの経験を通じてそれぞれが何かを感じ、それを行動に移してきた結果だと思います。そして、それを風化させないようにキャプテンがビジョンミーティングを定期的に開催してくれたおかげでもありますよね。
では、「感じる」にはどうすればいいのでしょうか。正直、これに正解はありません。感じることは時として偶然に近いものであり、それを引き起こすのは難しいかもしれません。しかし、自ら新しい環境に飛び込んだり、他者の考えや価値観に触れたりすることで、その扉は確実に開きやすくなると思っています。
僕にとってそのきっかけは、例えば、他大学の試合を観て敢えて悔しさを覚えたことや、武者修行のような場で刺激を受けたことでした。そういった経験が新しい感覚をもたらし、自分の行動を後押ししてくれたと思っています。
OFの活動においても、僕が大事にしていたのは「正解のプレー」を求めること以上に、「そのときどう考え、どうしたかったのか」をメンバーに問いかけることでした。このOFメンバーで勝ちたいと思う環境を創ることでした。やらされるのではなく、自分から感じて動きたくなるよう促してきたつもりです。リーグ戦期間のミーティングでは少し理屈っぽくなってしまうこともありましたが、それはどうか許してください(笑)
助かることに、今年のOFメンバーは、同期やチーム内でお互いに良い刺激を与え合うことが得意だったと思います。それが、今のOFの良い雰囲気やまとまりに繋がっているのではないでしょうか。
どんな状況に置かれても、「何かを感じる」ことを恐れずに、自分の感情や直感に正直でいましょう。
そして、後輩のみんなには、誰かが何かを感じられるような環境を作れる存在になってほしいと思います。
もう一度言います。
「感じることで人は動く」
「感」じることで人は「動」く
色々なことを感じ、動いてきた僕たちならきっと最終的に「感動」を生めるでしょう。
最後に、これまでお世話になった方々に感謝の気持ちを伝えさせていただきます。
家族へ
「学生のうちはやりたいことを自由に思いっきりやりなさい。」
その言葉の通り、何不自由なくやりたいことを全部やらせてくれてありがとう。
試合も遠くまで何度も見に来てくれてありがとう。
自称スポーツ観戦のプロ?としてちゃんとラクロスを見てくれていて、結構突かれたくないところを指摘してくるお父さん(試合後にいがさんとその日の試合がどうだったか話していることを知ったときは辞めてくれってちょっと思っていました笑)、試合後には毎回優しい労いの言葉をくれるお母さん、
2人の息子に生まれることができて本当に僕は幸せ者です。
コーチの方々へ
時には温かい言葉を、時には厳しい言葉をかけてくださったおかげで、今シーズン僕たちは成長し続けることができました。お忙しい中、MTGへの参加やグラウンドでの指導をしていただき、本当にありがとうございました。
その言葉一つ一つが僕たちの成長を促し、チーム全体が一丸となって前進する原動力になりました。
1年生の頃からお世話になっているいがさんには、常にチームに深くコミットしていただきました。お忙しい中、HCとしてだけでなく、会計やOFの指導もしてくださり、心から感謝しています。
関さんはその圧倒的なラクロスの実力と熱い気持ちでOFをここまで引っ張り上げていただいて感謝の気持ちでいっぱいです。
佐川さんとたかひろさんが指導する上智DF、なかなか手強かったです。
清水さんは体のケアのみならず、いつも優しい声をかけてくださいました。
りょうすけさんとたくまさんは僕たちの代にとってはお兄ちゃんみたいな存在です。ラクロスをとことん一緒に教えていただき本当にありがとうございました。
平松さん見てますか?もっと頭使える今みたいな状態で一緒にラクロスしたかったです。成長した姿を入れ替え戦で見せるので楽しみにしててください。
スタッフへ
上智大学男子ラクロス部のスタッフになってくれてありがとうございます。スタッフのみんなはプレイヤーにとって大切な存在です。毎日ビデオを撮ってくれること、テーピーングを巻いてくれること、当たり前じゃないと思っています。
特に今シーズンは専属トレーナーばりのテンションで満身創痍の僕の体のケアをしてくれたゆうちゃむにこの場で感謝を伝えます。ありがとう。
同期スタッフの引退ブログを読んでいると、本当に去年1年間がスタッフのみんなにとって苦しいものであったのだとひしひしと伝わってきて申し訳ない気持ちでいっぱいです。
それでも8人が辞めずにここまで踏ん張ってくれたから今年のチームもこうやってこられたと思います。
3年生以下のスタッフは色々教えてもらったと思うのでしっかり来年も勝てるようにチームのサポートをしてあげてください。
いつも支えてもらっている僕たちプレイヤーが出来るスタッフへの恩返しは2部昇格だと思っています。
最後は最高の景色見せます。
OFへ
まずはこんな俺に1年間ついてきてくれてありがとう。今シーズンのOFリーダーをできたことは一生の宝物です。OFメンバーには一人一人メッセージを書いたので読んでください。
4年
なおき
1年間、一緒にOFを創り上げてくれてありがとう。なおきが留学から帰ってきたことが、チームにとってどれほど大きかったか、言うまでもありません。OFの雰囲気を常に良くしてくれたのはいつもなおきでした。プレーでも頼りにしています。ただ残念ながら、チーム得点王の座を譲る気は一切ありません。
てら
このチームで1番長い時間OFを一緒にしたのはてらです。色々な景色を一緒に見てきました。目を合わせるだけでやって欲しいことしてくれるのは流石だし本当に助かりました。てらの優しさが今年の学年超えた仲良いOF組織を創る上で本当に大切でした。ありがとう。勝って嬉し涙を流しましょう。
太一へ
出られるようにしてやりたかったけど、それが出来なかったのが僕の心残りです。電話で伝えたときの声が震えていて、いかに太一が本気で頑張っていたかが痛いほどに伝わりました。太一が腐らず、チームにあらゆる形で貢献してくれたからチームもこうやってこれた。同期OFとして1年生からずっと太一を見てきたけど、本当にたくましくなったし、プレーも見違えるほどに成長したね。太一の分まで絶対に勝ちます。勝ったら真っ先に喜びを共有させてください。
3年
こうすけ
こうすけが2年生の時から一緒にATでスタメンで出ていて頼もしいやつだと思っています。 ラクロスIQも高いしね。ラクロスしてないときもバカみたいなことを同じテンション間で喋れてチョー楽しいです。ありがとう。
来年こうすけが創るOF、楽しみにしています。ガンギマリ癖が治っていないので、周りはいっぱい頼りましょう。
ざわ
今年は1人でwing回してくれて本当に助かってます。無尽蔵の体力にBIG UP。バブバブしてるけど、実はざわがラクロスに結構アツいことを俺は知っています。その熱さをどんどんチーム全体に伝播させていってくださいね。来年さらに活躍している姿を楽しみにしています。
けいた
可愛いやつめ。話聞いてなくても、けいたのもう一回お願いします!は何故か許せてしまうのがずっと悔しいです。可愛いだけじゃダメなんだぞ。これからはちゃんと先輩しなきゃダメだぞ。最上級生になるんだから。持ち前の明るさを活かして来年のOFの雰囲気を常に明るくする存在でいてね。
うめ
うめは今年1年でめっちゃ持ち味の頭の良さをラクロスにいい方向で還元できるようになったなぁと思います。3年同期OFは感覚派が多いので、今年創った考える習慣を来年もうめ主体に続けてね。独自のスタイルでハチャメチャに活躍するうめの姿、楽しみにしてます。
けんご
よく部活に戻ってきた。途中からだったけど今年のOF面白かったっしょ?昇格戦を一緒に戦えることを嬉しく思います。けんごのキレッキレなダッジは大きな武器です。その武器を磨いてさらに驚異のあるOFに成長していってください。
そう
一体いつ留学から帰ってくるのかわからないけれど絶対にラクロスを続けてほしいです。今年のOFになかった新しい風を吹かしてくださいね。
2年
えいし
来年以降自分がエースになるという自覚を持ちなさい。俺が2年生の頃と比べたらわけわかんないくらい上手いから自信もって。えいしがチームを引っ張っていく姿勢が、周りに良い影響を与えることは間違いないから。えいしなら必ずできる。これからがさらに楽しみ。応援してるからね。
けんたろう
俺がなんか言わなくてもちゃんと自分で考えてできるからなんも心配してないわ。来年以降組織を引っ張っていく存在として頑張ってね。けんたろうはいいリーダーになると思うよ。一級品のクリースは何回見ても声が出てしまいます。入れ替え戦でも見せてくれ。
ひろき
今シーズンひろきの素直さに本当に救われました。先輩にわからないことわからないってちゃんと聞けるのって意外とできないことだからね。俺も2年生の頃は偉大な先輩方が多くてAチームにいたけどリーグ戦の出場機会はあまりなかった。それでもとにかくB試合等で少しずつ成功体験を積み重ねて今がある。近くで見ていてひろきはその成功体験を着実に積んでいるからきっと来年はフィールドにもっと長く立っています。来年以降ひろきの活躍する姿を見るのを本当に楽しみにしています。
もと
怪我に苦しみながらもAチームにのし上がってくる実力をメキメキとつけてきたのは流石だなと思います。社会人みたいなラクロススタイル俺かなり好きだよ。普通プレー中に落ち着きすぎんななんて言われないよね(笑)
こたろう
今シーズン1番成長した人は誰か?と質問されたら、俺はこたろうが候補に挙がると思います。それくらい上手くなった。B試合で活躍しているこたろうならきっと来年以降リーグ戦で活躍してる姿見れると思うな。頑張れ。
かんた
あえて厳しいことを言うと、今シーズン初期の俺のリーグ戦メンバーの想像の中にかんたはいました。いなきゃいけないポテンシャルがありました。どこかBチームが落ち着く様な気持ちになっていませんか?勿体無い。頑張った分だけラクロスは面白くなるぞ。これからのかんたの成長に期待しています。
まさき
最初はマジで「ハァイ」しか喋れないロボットみたいなやつだと思っていましたが、気づいたら普通に会話できるし、なんかクリースにいるとパスが集まってくるしよくわからん。わかるようになるまではちょくちょくグラウンドに顔出しますね。
せいご
俺に相談もせずに突如SSDFになった薄情なやつ。というのは嘘で、本当にラクロスに真摯に向き合っていると思うし、その姿勢をとても評価していました。SSDFでAチーム勝ち取ったの本当に誇っていい。14日は死ぬ気でDFコートからボール持ってこい。
最後に数人感謝を書きたい人が残っているので書いていきますね。
遼さんへ
俺らの代の引退ブログ読んで1番辛いの遼さんだよね(笑)
でも俺は本当に感謝してます。怒涛の昨シーズンを主将として過ごして何度も心折れかけたと思うけど、最後までチームを諦めないでいてくれてありがとう。クソ生意気な後輩ながら近くで見ていた身としてかっこいいと思う。ちゃんと届いてる人には届いてるよ。無駄じゃなかったって14日勝って証明するから見てて。
やすへ
まずは2年間ゴールを守ってくれてありがとう。やすじゃなければスコアになっていたショットが一体いくつあったでしょうか。やすが上智の基準を高めてくれていました。先輩の俺を後輩のやすがシュー練にしょっちゅう誘ってきたり、オフ日は武者いったり。ラクロスプレイヤーとして尊敬しています。
でも先輩っ子なやすはめちゃくちゃ繊細で物事抱え込んじゃうから心配。いつでもコーヒー相談会してやるからな。来年いいチーム創れよ。
りょうたへ
親の顔よりこの4年間見ていました。それくらい一緒にいました。怪我とかDF転向とか、なかなか波乱万丈なラクロスライフをお過ごしでしたが、持ち前の図太さで乗り越えていったのは素直に尊敬しています。引退後は我慢していたプライベート生活を思う存分楽しんでください!あと僕はプライド高いんじゃなくて高潔な心を持っているだけです!
たらおへ
俺はお前が1番すげーやつだと思う。勝つ為に正しいと思うことは全部やるやつ。その結果自分が嫌われるかもしれないとかに1ミリもビビってない。そんなたらおの1番近くで4年間生活できたことはかけがえのない財産だと思ってる。
4年間で部活の話わけわからんくらいしたね。去年の入れ替え戦後に2人で味しない豚山食べたのとか4年間の全部がいい思い出。ありがとう。
ここからが本当の戦いです。私たちは一つ一つの試合を戦い抜き、最後の目標である入れ替え戦に挑みます。このチームには、絶対に負けないという強い気持ちを持った仲間が集まっています。どんな壁が立ちはだかろうとも、私たちはその先に必ず昇格の扉を開けます。
これまで支えてくれたすべての人々への感謝の気持ちを胸に、今度は私たちが応援してくれた人々に最高の結果を見せる番です。入れ替え戦で必ず勝ち抜いて、24シーズンを上智の歴史に刻みましょう。絶対に、絶対に勝つ。
次は今年度副将兼DFリーダーを務めました、鞍掛隼乙です。上の感謝フェーズの一番最後に登場したたらおというのは彼のことです。誰よりもラクロスに真摯に向き合っている彼の引退ブログ、楽しみですね。ちなみに彼をラクロス部にいれたのは紛れもないこの僕です。国際交流サークルじゃなくてラクロス選んでよかったね!