こんにちは。四ツ谷にそびえ立つニンニクヤサイアブラかんせいくんから回ってきました、2年DMFの鞍掛です。
思い返せば今シーズンの始まりは自分にとってかなりしんどかった。「それってなに全部完璧なん?」、「それは見たらわかるわ」、自分の今まで考えていたことはこんなにも浅く、何も考えずにラクロスしていたと痛感した。
それからというもの慶應の動画を自分たちの反省シーンに該当する部分を見つけるため、理解を深めるためにめちゃくちゃ漁った。
そして何を聞かれるか予想し、自分の考えられる最大限の選択肢を挙げミーティングに臨むようになった。
反省の量などただの指標にすぎず、最も大事なのは内容だが毎回のミーティングで出す反省の量は1000文字は余裕で超えおかげでリアぺやレポートには困らなくなった。
その甲斐もあって少しずつ戦術理解が深まり自信を持ってプレーできるようになった。
しかし意識していながらもこの自信は変な余裕に変わり徐々に動画を見る時間は減っていった。
動画を見てストックを増やす、壁当てをする、接点で負けないように筋トレをする。このようなことは勝つためにやるのは当たり前なのにも関わらず、他よりもやっていると思ってしまった。
当たり前のレベルが低いことは最初からわかっていたが日本一を取るような大学の選手のブログを読むと自分の何倍も上手いのに何倍も努力している人がほとんどで情けなくなった。
再認識できたのがリーグ戦前で良かったが時すでに遅く初戦の明星戦ではほとんど出番はなかった。できたことはランクリくらい、今まで試合にそこそこ絡ませてもらっていただけにチームは大勝したにも関わらず悔し過ぎてその場から立ち去りたかった。
このまま今シーズンを終えるのはあまりにも勿体無いし終わらせる気なんてさらさらない。試合に出て思うようにボールを奪う。
グラボ拾って走ってアシストする。
あわよくば点取る。
まだまだやらなければいけないことはたくさんある。妥協はしない。
プレイヤーよりも先に来てグラメをしてくれる、練習の合間に冷たいドリンクを持ってきてくれる、プレイヤーがラクロスに集中できるように行動してくれるスタッフ、自分の時間を削って指導してくれるコーチ、大学生にもなって部活をやってるバカ息子に嫌な顔一つせずサポートしてくれる親、それ以外にもOBOGの方など様々な人の応援や支援のおかげでラクロスができていることは当たり前ではなく感謝しなければいけない。
私たちプレイヤーはこの感謝を1部昇格という最高の結果で示します。
1部昇格が決まるその瞬間まで 「All out」する。今シーズンやってきたことは正しかったと証明するために。
次は白塗りがトレードマークのせれなです。