まず平素よりご支援、応援してくださっている皆様にこの場をかりて感謝を申し上げます。いつもありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。
引退ブログで何を伝えようか悩みましたが、去年の自分自身のブログを再度読んで決めました。そのブログを書いた時からこの一年間の気持ちを書き、最終戦を控えた全部員に私の想いを伝えます。
去年の私のブログはリーグ戦3試合を終えた時に書いたものです。2勝1分0負。今年は1部との入替戦にいける。そんな雰囲気がチームの中に流れていました。
だからこそ、私は去年のブログで、大学の部活動で勝負する以上は最高の舞台に立たないといけないと綴りました。つまり、3年目までに1部に上がって、4年目は日本一を争わないといけないと。
しかし、結果はその後敗戦を重ね、最終戦を前にして3or4位が確定し、2部残留で3年目を終えることが決まりました。
とてつもなく悔しかったです。結果的に1,2部で3チームも入れ替わったから、もっと悔しかったです。俺らがたった1点差で負けたチームが1部に行きました。1点の重み、わずかだが大きな違いであることは去年のブログにも書きました。つまり勝った時に感じたことを負けた時にも感じました。
でも同時にその二つの違いも感じました。
勝つことによる学びと負ける事による学びには大きな違いがあると。
勝った時は1部を対戦相手と捉えました。日本一を見据えました。
負けた時は2部の一試合、その1プレー、を悔やみました。
スケールが違います。成長できる伸びしろが違います。勝利と敗北でこんなにも視える世界が違うのかと驚愕しました。勝ってなんぼです。勝たないと経験できない価値や世界がたくさんあります。
『勝負事は勝たないといけない』
それを再認識しました。
やっぱり勝って常に現状より上を目指してないと。
勝ってその先にあるものに焦点を合わせないと。
そして今シーズン、コロナの影響でルール上、1部を見据えて戦うことができなくなりました。
しかし特別大会を行っていただける以上、勝利と敗北でその後視える世界が違うことはもう言うまでもありません。今はその違いをまだ言語化できませんが、絶対に違います。
それなのに、
一戦目、勝てませんでした。
試合中、怪我のせいで思うように足が動かない。自分が好きな1on1の勝負できない。苦しかったです。とてつもなく悔しいです。勝っていたらもっと大きな価値を手に入れられたかもしれない。
よく「誰が言ったかではなく、何をいったか」って言われることがありますが、ほとんどの場合が立場のある人が言っています。結局勝った人が“都合の良い正論“を語っているだけです。
じゃあどうすればよいか。
勝つしかないです。言ったことが正しくなる、人生イージーモードの「誰か」になるしかないです。勝つことで。
だから
『最後の試合は必ず勝ちたい。』
これが全部員に伝えたい私の想いです。
全員で勝ちに行こう。
勝つことで大きなモノが視えてくるから。
勝ってその先を視よう。
勝てば先は広がるから。
勝つことだけ考えて試合の準備しよう。
俺たちなら勝てるから。
絶対に勝とう。
#11 OFリーダー 鈴木陸希