今年度、上智男子ラクロス部の主将を務めさせていただきます、神崎翔大と申します。
平素より、上智ラクロス部を応援してくださる皆様に、感謝申し上げます。
1年の頃に学年リーダー、2年で幹部入り、3年で副将。4年になったら主将になるんだろうな。1部目指したいな。
そんなことを考え始めたのは、東洋に負け、入れ替え戦の日程が決まった11月ごろでした。
シーズン終了していない中、新シーズンの幹部を決め、進めていました。
そして迎えた東経戦。夏合宿で勝利、直前のスクリメvs明星では勝利し、空気自体は入れ替え戦ということもあって締まっていたが、どこか楽勝ムードが漂っていたのかもしれない。
そして昨年の負けパターンである2Q終了時1-1 クロスチェックに引っかかる。最終スコア3-5。昨年何度も見てきたこと展開で、負けた。昨年のラクロス部を象徴する様な試合展開であり、3部降格が決まりました。
自分の話になると、正直帰りの自転車で一人になるまであんまり覚えていないが、一人になった瞬間に絶望と後悔が込み上げてきたのを覚えてます。
そして徐々に始まった新シーズンに向けた組織創り。ゼロから見直し、最初から決めていこうとなった時、ぶち当たった壁は、私が主将であるべきかという問いです。冒頭にもあった様に、私はエスカレーター式で役職をいただき、主将になるものだと思っていました。しかし、昨シーズンの副将としてチームで2番目の地位でいたのに、何を成し遂げたのか。本気で1部を目指していたのか。自分に主将が務まるのか。1週間くらい考え続け、意見をぶつけ合い、導いた結果が、
俺が主将になる。という答えでした。
去年の振る舞いでは主将は務まらないし上智ラクロス部も変わらない。だが、自分が変わることで上智ラクロス部は変わる。いや、変えるんだと思いました。そう思えたのは、今日までブログを繋いでくれた幹部や同期たちが自分の思いに賛同し、同じ思いで戦い続けれる仲間であったことが一番大きいです。
主将に対しての思い入れは強いし、このチームを変える覚悟はあります。なので、目標に対しふさわしくないと思ったりしたらぶつかってきてほしいです。自分、チームの弱さに向き合います。
3部に落ちたことにより、チームの現状を見直す機会と、自分を見直す機会ができました。
もし去年の入れ替え戦で偶然残留しても、おそらく毎年下入れ替えに行くかどうかのチームになってました。しかし、3部に落ちたことで上智は変わり、今年は強い上智の1年目として「全勝昇格」し、2部の舞台に舞い戻ります。
その中で今年掲げたビジョンである「全員が勝利を喜び、全員が敗北を悔しがる集団」を達成するには一人一人が変わらなければならないです。これは私が練習前後でよく言うことだと思いまが、飽きるほど言う理由は、人が変わるのは難しいことだからです。去年幾度となく変わるチャンスがあった私は最後まで変われなかった、向き合えなかったのでその難しさは実感してます。また、変わったことは実行者側からはわかりにくいことです。なぜなら、変わるということは当たり前の基準が更新され、その変化は当たり前を実行しているだけだからです。
そのため、ビジョンに掲げた「全員」に含まれるコーチ、OBOG、家族友人の皆様には練習や試合にいらしていただきた、変化する上智ラクロス部を見ていただきたいです。
今シーズンの主役は現役部員だけでなく、このブログを読んでいる「全員」です。「全員」で全勝昇格を成し遂げ、強い上智を作っていきましょう。
新入生のみんなへ
この部活の雰囲気を知りたければ、一度足を運んでください。待ってます。
また、現役部員の思いを文字という残り続けるものに起こし、不特定多数に発信することができるのはブログという場のみです。どんなブログでも、自分が部活に対して抱く思いをぶつけてほしい。少なくとも俺は見てるし、OBOG、家族友人も見てます(みんなが思っているよりも)。サマーの意気込みで長文ブログは恥ずかしくないです。
みんなの思いを楽しみにしてます。
上智大学男子ラクロス部主将 神崎翔大