去年のリーグ戦から一年が経ち、今シーズンは試合に勝つことの難しさを実感しました。
私は普段からMGとしてプレイヤー達の努力を近くで見ています。日々の生活をラクロスに捧げ、必死に努力するプレイヤー達は本当にすごいなと思うし心からこの努力が報われてほしいと感じます。
しかし今シーズンに入ってからなかなか試合に勝つことができなくなりました。チームを引っ張る存在であった先輩方が去年引退してしまった中このチームで勝つためにはどうすれば良いのか、試行錯誤しチームが変革していく中で私たちもMGとしてこのチームにどう貢献するべきなのか沢山考えさせられました。
MGは試合で直接得点に関わることはありません。しかし、チームを勝利へ導くためにできることは沢山あります。例えば練習の時、次のメニューのために今何ができるのか、プレイヤーの役に立つために自分が何をすべきなのか、ポイントやゴールを置いたりボールを撒いたり、MGの動きでプレイヤーの練習の質も変わります。限られた時間の中でプレイヤーが効率良く集中して練習できる環境を作るため、MGも気を抜かず練習に集中し、プレイヤーの要望に対し迅速に対応することが重要だと感じています。
また、審判班の活動では少しでも失点に繋がるファウルをなくすため、クロスチェックを今までより強化したり、練習の6on6でも審判に入ったり、実際の試合の審判だけでなく審判の知識をチームに還元する機会が増えた気がします。しかし私にとって審判の判断は試合の動きを大きく動かすことから、責任が重くなかなか自分の判断に自信が持てないことが多くあります。責任の重さから審判を辞めたいと挫折しそうになったことも何度もありました。しかし、審判班の活動は、失点に繋がるファウルを減らしチームを勝利へ導くために重要な役割であり、試合の中でプレーに1番近くから関わることができることから、大きなやりがいを感じています。これからも審判班としてチームに貢献し続けるために、もうすぐ引退してしまう四年生の審判班の先輩方からたくさんのことを吸収し、チームに信頼される存在になれるよう成長したいです。
これから本格的にリーグ戦の時期に入ります。今シーズン色々なことがありましたが、ここまでこのチームを信じて努力し続けてきたチームのみんなを私も信じています。みんなが笑顔でリーグ戦を終えることができるように。私も最後までMGとして全力で頑張ります!