2年MFの井上敬太です。
まずはじめに日頃からご支援を頂いているOB・OGの方々、チームに関わってくださる全てのコーチの方々に心より感謝申し上げます。
去年はスタンドから眺めていたリーグ戦も、今年はグラウンドに立ってプレーしているということに正直実感がわいていません。
今年のチームは紆余曲折あり、人数不足からも自分のような 2年生にも試合に出るチャンスが回ってきていたように思います。
そんな中で自分にとってターニングポイントとなったのが7月の上南戦でした。
1点リードで迎えた4Q。ありがたいことに試合に出させてもらっていた自分にもボールが回ってきます。トップの超レンジ外、僕の激キモフェイスダッジからのボールダウンによりブレイク創出、あっという間に同点。流れは完全に南山にいき逆転、気が付けば試合終了のホイッスルが鳴り響いていました。
俺のせいで負けた。
粘り強く戦い続けてポゼッションをとるフェイスオファー。チームのために身を削って守るディフェンス陣。ゴールへの執念をみせるオフェンス陣。そしてそんな自分たちのために全力でサポートしてくれるスタッフの皆さん。みんな全力で戦っているのに、自分のたった1プレーで負けてしまう、1球の重みを感じた試合でした。
試合後、高校野球の引退試合でも泣かなかった自分の顔は涙で溢れていました。情けない。あんなミスは泣く資格もありません。
そんな自分に4年生OFのみなさんは
「あんまり気にしすぎるな」
「そもそも2年生で出ていることがすごい」
など、あまりにも優しすぎる声をかけてくれました。4年生にとっては最後の上南戦です。自分が逆の立場だったらそんな声掛けができるかは分かりません。4年生のみなさんはこんな自分にも我慢強く、そしておおらかにも向き合い続けてくれました。本当に感謝しかありません。
それ以来、ラクロスに対する向き合い方も自分の中で変わっていきました。
そして、リーグ戦。4年生にとっては集大成です。
親愛なる4年生のためにも、試合では一切妥協せず、チームのために最後の1秒まで全力で駆け抜けます。
次はラクロス部の財務大臣梅田将希です。
2年 MF 井上敬太