今年度、副将を務めます、新3年DFの神崎翔大です。
まず、初めに、平素より当部を応援してくださっている全ての方々にお礼を申し上げます。
ラクロスライフも気付けば折り返し地点をすぎ、あれこれ言われて続けた去年から打って変わって人に言うことが多くなりました。幹部ブログということで、去年に引き続き2回目となります。今年は幹部ミーティングでの発言も増え、練習中でも教える場面が多くなりましたが、まだ自分の成長も考えなければならない段階であります。今回は、一部に行くためには一人一人がどのような人物でいなければならないのかについて書きたいと思います。
上智が一部昇格するためには、個人が自分の武器を極めることが必須になると考えてます。プレイヤーだったら、1on1、グラボ、声とたくさん挙げることができ、スタッフでも審判やテーピングなどあると思います。それら全てを極め、最強の人間となるのは不可能です。ラクロスが上手い人は、全てのレベルが高いのはもちろん、その上で誰にも負けない武器を極めた選手だと思います。強いチームは、それぞれの武器を有効に使い、勝つチームです。
今、もしこの文を読んでる人で自分の武器がわからない人は、自分に合うものが出てくるまでそれを練習し続けたらいいと思います。実際、去年のリーグ戦後に引退した先輩から言われたように、自分の武器がわからなかったです。強いて言うなら総合力とか考えてましたが、それは全く武器になっていませんでした。なので、自分の武器は発信、声であると考えて、それをチームの誰よりも出すようにしました。
たとえ何かが苦手で向き合いたくないものがあるのであれば、それを忘れさせるほど絶対的な武器があればいいって思ってます。
下級生は、自分の武器探しとその練習に時間を費やしてください。そうすると、試合に出る機会が多くなります。なぜなら、使いやすいからです。ダッチが自分の武器であるなら、かけどころで起用するし、テーピングが武器であるなら、そこで活躍することができる。ですが、基礎的な技術は最低限持っておいて。
上級生は自分の武器ももちろん、下級生に気を配り、武器の完成に力を貸しましょう。
上智ラクロス部は慶應、早稲田のように豊富な戦力がいるわけでもなく、強くありません。ですが、関東には上智より人数が少ない大学はたくさんあり、練習環境は恵まれていると思います。なので、この環境に甘えずどんどん上を見て行きましょう。自分の武器は何か他大学の人が見てもわかるようになれば、それは極めたに近い状態です。
これを読んでくれてる新入生のみなさん。
大学生活にはたくさんの過ごし方があり、正解はないと思います。ですが、これを読んでくれてるってことはラクロス部とご縁があるので、ぜひ体験会に来てください。
一部に向けて、後悔のない最高の一年にしましょう。
3年 神崎翔大