「それ俺人生についてもそう思う」と言いがちな橋口くんから回ってきました。毎試合大量得点をする彼ですが先日の千葉大戦では少し恩を売れたかなと思います。
紹介文がなかったことには触れないでおきます。
こんにちは
DFリーダーの香浦祐希です。
初めに日頃より当部を支えてくださってる皆様へ御礼申し上げます。
昔から国語が苦手で拙い文章ですが読んでいただけると幸いです。
早速ではありますが本題にいこうと思います。
たった4年間しか触れることのできないこの競技において、もともと差はないはず。
なのに、なぜ差が開いていくのか。
もちろん、もともと持っていた能力はあるでしょう。ただ一部にいる、上位校にいる人と何が違うのか。
みんなが一度は考えることかと思います。1つに絞ることはできないと思います。
私の中でこれだと思ったのは2021年度の慶応の副将のブログに書かれていたこと。
「考える」。
全てのことを考えながらやるべきだと。
高校から始める人が多い慶応ラクロス部の中で稀にいる大学からなのに活躍をしている選手。経験では埋めることのできない差を埋めるための方法だと。
少し自分の言葉に置き換えて伝えます。
「常に拘り、考え続けて欲しい」
そんなこと当たり前と思った。そこのあなた。
ジョーのブログを読みましょう。
冗談は置いといて、これがどういうことなのか話していこうと思います。
それは毎日する自主練。
毎回の練習。
毎回の動画反省。
などなど
全てにおける1つ1つのことを本当に考えながらやっていますか?
普段の練習や壁当て、筋トレがマンネリ化していたり、「壁当てをした」「練習行って良いプレーができた」で満足して終わっている人。
考えていると思い込んでいるのでは?少し普段の自分に聞いてみてください。
1on1でも壁当てでも自分の足の角度、手の位置、クロスの持つ位置、指の向き、上の手の通る軌道、クロスの通った軌跡、重心のかかった位置、あげ出したらキリがないこのようなことにまで目をやっていますか?
そういうことを考え始めると「66を一本見るだけなのに1時間かかってしまう」「壁当てが終わらない」なんてことが起きるかもしれません。
私はイメトレをしてたら壁当ての場所で1時間ただ立ってるだけなんてこともありました。
でも、それで良いのでは?
拘り、考えた結果なら満足がいくまでやるとそれくらいかかるものだと思います。
以外とちょっとした手の角度、半歩ずらしたポジショニングで見える世界が変わったりします。
だから自分がボールを持っていないとき直接関わらない時にこそ意図を持ってください。
「ここにいたらこのDFがひきつくと思った」「こう動けばOFがこう動くと思った」そういうことを考えてみてください。
本当に細かいことに拘り、常に実践を想像しながらする。特にロングなんてボールに触れる回数こそ少ないですが常に数試合に起こるそのプレーを考え、練習し続けたりしてください。
その時後悔しないために。
全てに拘り、考え抜けばやってるのになんで?という疑問への解決につながると思います。
それでも上手くいかないならそもそも正解や解答と呼ばれるものを自分の中で持ってください。
この短い四年間は自分の手探りで正解を導くには時間が足りません。
だから、自分の目標とする理想像を描き、細かい部分までそのギャップを常に認識することで前に進み続けられます。
伝えたいことはここら辺にします。
最後に感謝を伝えたいのでもう少しだけお付き合いください。
まず両親へ
このブログを読むかそもそも存在を知っているのかすらわかりませんがこの4年間本当にありがとうございました。
直接ではなくとも常日頃から気にして、ラインをくれたり、電話で色々話を聞いてくれたり、わがままを聞いてくれたり、心の底からいつでも自分の味方なんだなと思いました。最後までなんとか続けられたのは本当に2人の支えあってです。
少しだけ後悔があるとすれば一度も直接試合を見せれなかったということ。
その分、しっかりと親孝行します。
後輩たちへ
この先この組織を担っていく君たちへ2年間組織作りをしてきた自分から。
それは全て信頼から始まるということ。
正直、DFリーダーなりたての時は思い通りに行かなさすぎて、毎日頭を抱えていました。言ってもあまり伝わらない。毎日気持ちや考えのギャップが広がる。
そこで自分はDF同期に思いのままをぶつけました。そして、いろんなことを任せました。STGとか育成とか色々。
そうすればみんな助けてくれるから。
まずは自分が相手を頼ってほしい。そうすれば自ずと信頼は生まれてくると思います。
あとはシンプルに仲良くなる。
プライベートについて関わったり、普段いる時間を増やして欲しいです。
君たちはまだまだ可能性を秘めている。
もっと考えれば未来は変わると思います。
コーチへ
自分は2年間も幹部としてやってきたこともあり、関わる時間が多かったと思います。
いつも褒めてくださったり、的確なコメントをいただたり、ラクロス関係なく本当に尊敬しています。
杉本さんへ
この順番で書くのが良いかわかりませんがお世話になりすぎてるので書かせてください。読んでくれてない気もしますけど書きます。
この2年間本当にお世話になりました。
ほぼ、毎週ミーティングや練習に来ていただいて、いろんなことを教えていただきました。
今日のDFは杉本さんがいてだと思います。
最近は何かとダメ出しをいただいて、試合には勝ってるのに萎えて帰ることが多いですが自分が限界を決めず、成長し続けることができています。
今、一部に行きたいと思える一要因にこの恩返しをしたいという気持ちもあります。
必ず一部に行くので来年からも上智ラクロス部をお願いします。
同期へ
何かと厄介なやつなのかなと思われてそうですがみんなにとても信頼と頼もしさを感じています。
あまり態度には出せていないけど感謝してます。
4年間いることが信じられないけどここまで来たらみんなで上に行こう。
自分達のやってきたことが正しいと証明するために。
最後までよろしく!
DFへ
最後になったけど書かせてください。
まず、後輩たちへ
本当によく成長したなって思います。
今シーズン始まった時、毎日ガン詰めして顔が死んでたのは今でも覚えています。
はりーなんか毎回泣きそうになりながら受けてるように見えてました。
けど、そんな君たちが今では自分から先輩に指摘したり、スラスラ反省言ったり、試合後長文のLINE送ってきたり、本当に頼もしくなったなと思います。
これからは上に立つことになると思いますがなんでも答えを言うのでなく、きちんと考えさせるを意識してください。
君らならやれるからしっかり杉本さんに頼ってこの先も成長し続けてください。
最後にDF同期へ
ここではそんなに多くは書きません。
引退したら試合の反省ミーティングがてら話します!
けど、本当にここまで支えてくれてありがとう。
なんか迷った時とんでもないミーティングしたりしたの覚えています。ただ、最近は毎日の練習後のご飯や、ミーティング全てが楽しい。
かなり変化ということをしてきた組織やったと思うけどみんなのおかげでやり切れると思います。
まだあんまり「奪う」ってことを証明しきって気がするので必ずそれを周りに見せつけましょう。
しんどいことばかりだったと思いますがずっと、この組織は最後に笑える組織ということを言い続けてきました。
だから、必ず最後に笑って終わろう。
その上でみんなにとってDFリーダーが香浦でよかったと少しでも思ってもらえたら嬉しいです。
かなり長くなりましたがこの辺で終わろうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
次は最近、食の趣味を聞いてたら中身はおっさんじゃないかと思う我が部のゼネラルマネージャー雑賀くんに回します。
彼のたまに見せる涙に何度ももらい泣きしそうになりました。
さぞ熱いことを書いてくれるでしょう。
4年 DFリーダー 香浦祐希