今年度、MGリーダーを務めます、野村彩花です。
まず、初めに、平素より当部を応援してくださっている全ての方々にお礼を申し上げます。
OBOGの方々には、コロナ禍になってからお会いすることが難しくなっていますが、SNS等を通じたご声援やご支援がとても力になっています。
そして、保護者の方々、学校の関係者の方々には、厳しい状況の中での練習にご理解をいただき、私達は練習を行うことが出来ています。
最後に、様々な場面で力になってくださり、指導してくださるコーチの方々にも感謝を伝えたいです。
今年1年、一部昇格を目指して、チーム一丸となって日々精進して参りますので、どうぞよろしくお願い致します。
今回は、今年のMG組織について書かせていただきます。
先日、ラクロス関係の講習会でこのような言葉を聞きました。
「今年のリーグ最終戦、最後の笛が鳴った時、どんなチームでいたいか」
私は、最後まで全力を出し切り、一部昇格に相応しいチームでありたい。
そして、MGもチームの一員として勝利に貢献できる組織でありたいです。
「一部昇格」
私たちがずっと掲げてきた目標です。
しかし、この目標はずっと叶えることが出来なかった。
今年こそは絶対叶えたいです。
そのために、理念を一新し、スローガンを「ALL OUT」に決めました。
試合や練習、筋トレで全力を出し切る意味と、グラウンドに立つ部員だけでなく、OBOGの方々や保護者の方も巻き込んで総力戦で勝利を目指すという意味を込めました。
では、ALL OUTを軸に一部昇格を目指すチームを、MGはどのようにして支えられるか。
今年、私達MGは、「全員+αのスキルを持つMG組織」としてチームを勝利に導きます。
MG組織は、私が1年生の時から様々な変化を経て、今に至ります。
入部当初のスタッフ組織は、MGがチームを支えていました。その後、TRとMGに分かれ、MGの中でも審判班と分析班が生まれました。これは、先輩方がMG組織のことを全力で考え、全員で挑戦し続け、諦めなかった結果だと思います。
だからこそ、今年もMG組織は全員で挑戦し続けたいです。
ラクロス部でMGをする魅力は、通常のMG業務の他に、自分が知識をつけて成長できる環境があることだと思っています。私が入部を決めた理由もここにあります。
私たちは、笛やビデオ撮影、ポイント配置など基本的なMG業務も行います。
しかし、他の部活と圧倒的に違う点は、MGが審判として試合を運営し、分析として戦術に関わるように、+αの専門的な知識を身に付け自分自身を成長させられる環境があることだと考えています。
そのため、今年は、「全員+αのスキルを持つMG組織」を目指し、審判や分析活動に注力していきます。
審判班では、「ファウルに起因する失点をなくし勝利に繋げる」を目標に掲げます。
それぞれが審判として自立し、選手と同じ緊張感で公正な試合の運営を行う。また、上智のファウル分析も行い、選手に伝え、ファウルに起因する失点を無くすことに貢献します。そのために、審判派遣や班内での勉強会などを積極的に行ない、普段の練習にも審判として入るようにしています。
今まで先輩方が受け継いでくださった上智の審判文化。今年、さらに審判に特化したメンバーでスキルを上げ、将来的には、今の1マネが、いつか、2級審判を取れるような組織にしたいとも思っています。
分析班では、「チームの勝因になる」を目標に掲げます。
試合や練習を通して、チームの勝因になるような分析の提供をする。今年は、OF、DFに分かれ、さらに専門性の高い分析を提供できるように日々試行錯誤しています。
2年前に新しくできた分析班。今までは選手に分析結果を伝えるまででしたが、今年は選手との連携を密に図り、実際に試合で採用する戦術作成に関わっていける組織にしたいです。
少し個人的な話ですが。MGはすごく難しい役割だと感じることが多いです。
1年生の時は憧れの先輩方についていって、自分のMGとしての役割を果たすことで精一杯でした。
でも、学年が上がるにつれて、MGのやっていることがチームに理解されていなかったり、伝わっていない、受け入れられない時も正直たくさんあって、苦しい時が多くなりました。
MGとしての存在意義や役割について考えることも多くなりました。その時に、私は去年のひなさんのブログに救われました。
「自分のためにマネージャーを楽しんで欲しい」。
読んだ時、心が軽くなった気がしました。もちろんチームのために動いているけれど、自分のためにも動いてもいいんだなと思いました。
後輩のみんなは悩んだりすることがないかもしれないけれど、みんなが頑張っていること、努力していること、チームのために動いていること、誰かは絶対に見ています。
だから、自分のために、チームのために、諦めず挑戦して欲しいし、意見を出し合って、一緒にMG組織を作り上げたいです。
MGがチームの一員として成長できる環境や意見を出し合う環境は、最高学年のちかこ、れな、みゆう、私の4人で責任を持って整えます。
みんなは全力で自分らしく輝いて、MGの可能性を広げて欲しいです。
(去年ひなさんが書いてくださった)マネージャー1人の行動が勝因にも敗因にもなる自覚と覚悟を持って、(ななみさんが書いてくださった)感謝を伝えることを忘れないMGであり続けることが、(あゆこさんが書いてくださった)上智MG組織の当たり前の基準を高めることにつながると思っています。
そして、去年まゆさんが引っ張ってくださり、今年はりさとはるなが引っ張るTRと連携して、チームを支え勝利に導きたいと思います。
とても長くなってしまいましたが、全員+αのスキルを持つMG組織としてチームを勝利に導き、一部昇格できるよう努力して参ります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
MGリーダー 野村彩花