4年TRの林真莉乃です。
この４年間でおそらく1番長く時間を過ごしたとうこから回ってきました。
一見クールに見えますが、実は部で1番ぐらいに人情・思慮深くて、影で沢山努力もしています。
今も隣で、話しかけるのを躊躇するぐらいすごい集中力でブログを書いています。いつかその集中力を少し分けて欲しいです。
まず初めに、平素より上智大学男子ラクロス部を支え、応援してくださっているコーチ、OBOG、保護者の皆様に心から感謝申し上げます。
特に、TR組織を支えてくださっている清水さん・SNS班を支えてくだっさている鈴木様や和田様には大変お世話になりました。
清水さんには沢山ご迷惑をおかけしましたが、どんな時でも真摯に相談に乗ってくださったおかげで担当選手をしっかり支えられました。
足首のテーピングで選手の膝の痛みを直してくださった時は心の底から驚きました。本当にありがとうございました。
また、鈴木様や和田様には直接お会いする機会は少なかったですが、配信について知識のない私に沢山ご指導していただきありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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「自分にしかできないこと」
これは、はるなさんの引退ブログを読んでから考えていることであり、私が昨年度1番悩まされた課題でした。
そして、私が4年間で見つけたことは、自分がこの組織の中で「楽しめる小さなきっかけを見つけそれを追求していくこと」が大事だということです。
文章力も表現力も本当に皆無ですが、4年間を振り返りながらそれについて書こうと思います。
中学校では、先輩のいない創立1年目のテニス部、高校では練習に誰も時間通りに来ないカナダのバスケチームに所属していたため、裏方としてではありますが体育会に入りほぼ毎日5時に起きれた自分には正直驚いています。
周囲にも「貴重な4年間を男子の部活になんで捧げるの？真莉乃は絶対続かない」と何度も言われていました。
でも、大学1・2年生では、はるなさんりささんを初め先輩方が自由な環境で指導して下さったおかげで、自分なりに新しい仕事を覚えることが楽しかったです。（身勝手だった私達に幹部の方々のファミリーを任せて下さり優しく教えて下さり本当にありがとうございました。）
特に印象に残っているのは、引退試合直前に踵を痛めた先輩プレイヤーにテーピングを任せてもらえた時のことです。
その先輩には、大事な試合前はテーピングを任せてもらえず、踵を痛めた際も一般的な踵のテーピングでは痛みは改善できませんでした。
その悔しさから自分なりに何度も試行錯誤して考えたテーピングを施した結果、「このテーピングめっちゃ良いね、リーグ戦でも頼む」と言ってもらえた時は本当に嬉しかったです。
何よりその選手が活躍している姿を見て、自分の努力が誰かの役に立てたことにやりがいを感じていました。
しかし、3年生では大事にしていた後輩や沢山の人が退部してしまったこともあり、気が付けば2年生の時のようなやる気も失ってしまっていました。
練習に行けば怪我人を見逃したりメニューを効率よく回せなかったりしたことで「トレーナー！」と幾度も注意を受け、あの真田堀のトンネルをくぐるまで「今日も怒られるの嫌だな」と思いながら練習へ行く日々でした。
そんな中、ゆりさんが留学で不在だった際にTRリーダーの代打を務めたこともあり、「来シーズンはまりのがTRリーダー」と位置付けられたことで苦しいこともありました。
はるなさんやゆりさんみたいに周りを見れるわけでもなく、TRの知識が豊富なわけでもい自分で良いのだろうかと悩みつつ、その肩書があったとしても自分にしかできないと言えるようなものもないと悩むようになってしまいました。
自ら行動を起こすわけでもなく、できない言い訳を重ねていたなと今では思います。
(そしてあの弱音しか吐いていなかった時、むつみがリーダーをやると決断してくれたことに本当に感謝しているし、むつみがいなければ今の組織はないと確信しています。ありがとう。)
そして3部降格。
日本1を夢見ていた私たちが、3部で最後のシーズンを迎えるとは全く思っていませんでした。
当時試合を配信していた私は、配信を終える言葉すら言えないぐらい絶望的な気持ちでした。
来年また同じ景色を絶対に見たくないという覚悟と、いつも一緒にいたとうこが留学でいなくなってしまう不安から、私も何か変えようと思ったのを覚えています。
その時、よく思い出したのは
あの先輩プレイヤーの「このテーピングめっちゃ良い」と言ってくれた時や
トレーナーの後輩が「トレーナー楽しい」と言ってくれた瞬間でした。
自分の原動力はファミリーやトレーナーの後輩を支えらえれていると実感できる時だと気付き、それを追求するようになりました。
自分のファミリーは誰よりも責任を持ち、後輩でも気軽にコンディションを伝えられる「てらファミリー」を創ろうと決めました。また、トレーナー組織の中でも私には嫌なことを言いやすいようにしようと決意しました。
具体的には、熱中症の選手にはその選手に適した処置方法をPDFに作成したり、
ファミリーの1on1 meeting・ATLETAでの増量中の選手に対する食事のアドバイス、ラインでのメンション等、少しでも選手に良い影響が与えられるものは絶対に欠かさず行ったりしました。
自分自身で栄養講習会に参加したり、テキストを購入して食事や解剖について勉強したり、なるべく具体的なアドバイスや処置ができるような努力も行いました。
そのおかげかは分からないけど、テーピングや怪我の際に頼ってくれる選手が沢山いたり、増量を一緒に成功させたり、少しは貢献できたのではないかと思っています。
そして何より、担当選手を自分なりに支えられているという大きな自信はあります。
また、TR組織としても今までは、人数が少なくシーズン初めに決めたことを最後まで続けることが難しかったです。
しかし、今年は4TRで、最後まで継続して組織の中の当たり前のレベルを上げることを目標としていました。
それに関しても、むつみを初め、皆で協力したことでプロテイン・体重や筋トレ、食事の管理等、最後まで徹底できたと思っています。
長くなってしまったけど、この経験からスタッフのみんなには
「すごく小さなことで大丈夫だから自分の原動力を探してそれを追求してほしい」
と思っています。もちろん、その中で沢山失敗があってもその努力は成果に繋がるし、誰かがその努力を見てくれています。
そしてそれがいつしか「自分にしかできないこと」になると思っています。
だから、挫折する時があるかもしれないけど、少し振り返ってみたり環境に少しの変化を起こす努力をしてみたりしてほしいです。
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最後に支えてくれた方へ感謝を述べさせてください。
まず、家族へ。
4年間、私の決断を応援してくれて支えてくれて本当にありがとう。1番の味方として、毎日美味しいご飯を作ってくれてこっそり試合を観に来てくれて、寒い日はお風呂にすぐ入れるように準備してくれて、皆の支えがなかったら続けられていなかったです。あと少しサポートお願いします。
1年生へ
成長に貪欲で毎練習すごく楽しそうにラクロスをしているなと練習姿を見ています。このまま成長意欲を止めず、皆で切磋琢磨して頑張ってほしいです 応援しています。
2年生へ
最初からぽんこつな所を見せてしまったけど、フランクに沢山話しかけてきてくれて嬉しかったです。色々文句を言いながらも皆続けられているのは同期全員の仲が良くなければできないことだから本当にすごいことです。このまま感謝を忘れずに全員で引退まで駆け抜けてね。
3年生へ
すごく積極的に話しかけてくるわけじゃないけど話すとそれぞれが色んなことを深く考えていて、当たり前だけどラクロスもラクロス部のことも大好きなんだなと思っています。来シーズンはしっかり自覚を持って引っ張っていってね 応援してます。
マネージャーへ
どんなに辛い環境や急な予定変更でも、毎練習ゴールが立って綺麗なグラウンドでスムーズに練習をできているのはMGのおかげです。
防球ネットはなぜか絶対ボールが1番飛んでいく場所に置かれていて、押していた練習もいつの間にか早まっていて、、、
MGの仕事の細やかさに毎回本当に感謝しています。
トレーナーの後輩たちへ
もえには個性が強すぎる4人に囲まれて色々と辛い思いや寂しい思いをさせてしまったかもしれないけど、それでも部活を続け沢山支えてくれてありがとう。
何事も冷静に対処できて、芯の強いもえなら絶対に大丈夫。みんなに沢山頼って何にでも挑戦できるTR組織を守っていってね。
今までのトレーナー以上に挑戦することが多くて大変だったと思うけど、毎練習楽しそうに話しかけてきてくれて部活にいてくれたことが嬉しかったですありがとう。私の大きなモチベーションでした。
部員をよく見てケアできるなな、しっかり者で好奇心が強いゆう、
客観的に見れる冷静なえりか、真面目で誠実なかなこ、直向きに努力できる素直なひなこ、周りをよく見てるひなの、
バランスぴったりなみんなで沢山色んなことにチャレンジしていってほしいです。
4MGへ
マネージャーにかけた迷惑は挙げ出したらキリがないし、それでも嫌な表情1つ見せず何度も助けてくれてありがとう。
本当に色々なことがあったけど、みんなと一緒に乗り越えられてよかった！いつ弱音を吐いても4マネと話すと何か大丈夫そうと謎の自信を持たせてくれたのもすごく頼もしかったです。
8人であと少し精一杯支えよう！
4TRへ
1人でも欠けていたら成り立たない絶妙なバランスを保って、ここまで一緒に頑張ってこれて嬉しいです。家族のように私のことを理解してくれて支えてくれてありがとう。
むつみ
まず、あの状況下でリーダーを引き受けてくれたことには感謝しきれないです本当にありがとう。すごく不安だっただろうし苦渋の決断だったと思います。私たちにはあまり見せなかったけど、すごくすごく辛いことばかりだっただろうし、時にはやりにくい立ち回りをさせてしまったかもしれないけど、組織をリーダーとして引っ張ってくれて大尊敬しています。
いつもこんがらがっちゃうぐらいみんなのことを気遣ってくれるけど、たまには言いたいことも気にせずに言ってね。
せれな
去年は想像もしていなかったようなSNS班・配信班を創り上げてくれてありがとう。色々任せきりになってしまったところもごめんねありがとう。2年生からお互いの投稿を褒め合っていたのも懐かしいし楽しかったね。
そして3部に降格したのにも関わらず、せれなのおかげで上智ラクロス部の認知度は必ず上がったと思っています。
とうこ
私がやろうと思っていたことはいつのまにささっととうこがやってくれていた時は数えきれません。今日もドリンクやろうと思ったらとうこがやってくれていました。正直私の鈍臭さが目立つのであまり隣に居たくないと思うぐらい、効率良く仕事ができるとうこには学ぶことばかりでした。
色々思う所はあったと思うけど、留学から戻る決断をしてくれてありがとう。
最後に同期へ
これまで沢山辛いことも不甲斐ない思いもしたと思うけど、こんなに素晴らしい景色を見せてくれて強い代を支えさせてくれてありがとう。
みんなの努力には本当に尊敬しています。今シーズンは、毎試合、絶対に勝ってくれると信じて試合に挑めたことが本当に楽しかったです。
昇格して上南戦以上の景色を見せてくれることを確信しています。
絶対に勝って後輩を２部へ帰して終わろう！
4年TR 林真莉乃
次は、誰よりもチームの雰囲気を和らげてくれる、空気を読む天才なおきです。
なおきが留学から帰ってきてくれてから、部の雰囲気は確実に明るくなったし私も何度も助けられました(みんなも絶対そう思ってる)。今日も店員さんに頼んでほしいことをなおきって呼んだだけで気づいてくれてましたびっくりです。
昇格戦の活躍も大期待しています。
