りょうから回ってきました。
りょうは基本無口で適当で、おまけに声も小さいですが、実は結構良いことを言ってくれたりします。彼がイエスマンなことを良いことに、事あるごとにパシリにしてきましたが、嫌そうにしつつも一度も断られた記憶がないくらい、とっても良い奴です。
華奢すぎて心配だったけど、留学から帰ってきたら頼もしいFO一枚目になってて結構感動しています。
入れ替え戦も頼んだよ。
4年TR 服部桃子です。
まず、平素より上智大学男子ラクロス部に関わってくださっているコーチの方々、OBOGの方々、保護者の皆様、本当にありがとうございました。
心から感謝しています。
先輩たちの引退ブログで「あっという間に自分の番」という言葉が必ず出てきますが、文字通り本当にあっという間に自分の番が回ってきてしまいました。
提出締め切り当日ですが、キーボードの前でかれこれ30分は手が止まっています。
去年のリーグ戦決起ブログの時期には、「私、来年の引退ブログで書くこと決まったわ」などと数人に豪語していた私ですが、何を書きたかったのか覚えているわけもなく、いざ書くとなると、こんなにも難しいのかと頭を悩ませています。
普段はあまり自分の考えを話すようなタイプではないのでこういったものは大の苦手ですが、「自分語りしてなんぼだろ」的なことをゆうきに言ってもらったので、不器用な文章ではありますが、読んでいただけると嬉しいです。
入学して早々ラクロス部の体験会に参加し、新歓でりささんがカッコ良すぎたことと朝の活動が決め手で入部しました。
しかし、コロナで活動がオンラインだったことを良い事に、入部式にも行かず、ようやく6月くらいに初めてグラウンドに顔を出したような気がします。
その頃には、オンラインで仕事を学んでいた同期スタッフと既に大きく差が開いていました。
ビデオの声や笛の吹き方が分からないまま、トレマネ分けで(半分逃げたようなものですが)TRを選択したので、未だにビデオの声はほぼ全くと言って良いほど出来ません。
そんなこんなでTRになった私ですが、怪我処置やテーピングには興味があり、MG業スキルが皆無なら、TRの仕事だけでも完璧に、と思い必死に勉強をしました。
練習後や家で何度もテーピング練習をしたり、「体の使い方講座」を何時間も受けたり、オフの日には講習会や代表練に行きました。
おかげで、1年生の頃は「膝のテーピング巻いて」と言われても、自信がなくて他の人に頼みそれとなく逃げていた私ですが、2年生になる頃には自分のテーピングスキルに自信を持てるようになりました。
「テーピングガッツリ信頼してます」という当時のファミリーの4年生からの言葉は一生忘れないほど、とても嬉しかったことを覚えています。
リーグ戦では、2部昇格戦まであと少しというところまでいき、惜しくも叶いませんでしたが、自分の成長も感じられたあっという間な一年でした。
打って変わって、3年生はあり得ないほど長かったような気がします。
シーズンを通してほとんどの練習試合は敗北。
練習の雰囲気は良かったとはお世辞にも言えませんでした。
リーグ戦も一試合以外全て敗北。
そして去年の12月16日。東京経済に負け3部に降格しました。
あの日の大井ホッケーでの光景は一生忘れられません。
みんなの悔しそうな顔を鮮明に覚えています。
大げさではなく「絶望」という言葉しか頭にありませんでした。
もっとこうすれば良かった。
あれやっとけば良かった。
いくらそう思っても遅すぎると痛感しました。落ちるのはあっという間。
これに気づくこと自体遅すぎました。後悔先に立たずとはまさにこのことです。
こうして迎えた今シーズン。
何を見直すべきか。どう改善するべきか。
キックオフ前から4TRで何度も話し合いました。
数十分LINEを見ないと500件以上通知が溜まっているなんてこともザラでした。
多分、就活よりも24シーズンのTR組織への熱量が高かったくらいです。
“2TR“にしては嘘のような話ですが、そのくらい悔しかったし、今シーズンにかける想いは強いです。
食事アプリの導入、プロテインや筋トレの徹底、フィジカル目標の設定、面談制度など、これまでを一から見直し、2部昇格の為に何が必要なのか向き合ってきました。
結果、今シーズンは上南戦、上理戦、リーグ戦と好成績です。
もちろん、上に挙げたことだけが結果につながったとは思っていません。
大部分はプレーヤー本人たちの努力の結果です。
TRにできることはほんのわずかだし、目に見える結果に直結するわけでもありません。
ですが、確実に基礎となる土台づくりには貢献できたと思っています。
1年間、時間をかけて基礎を見直して作ってきたからこそ、今があると思っています。
どうしても人の記憶は風化していきます。
“絶対にあんな悔しい思いはしたくない”と意気込んで新しく始めたことも、それが日常になればこなすだけになっていきます。
そうしないために毎日心を鬼にしてメンションして、呼びかけています。
プロテイン一つにしても、毎日の食事記録にしても、今日くらいいいやと思わずに継続して欲しいと思います。
あの時もう少しやっておけば。と後悔して手遅れになる前に。
説教くさくなりたいわけではないので、この辺で終わりにしたいと思います。
最後は各方面に向けて感謝の言葉を伝えて締めたいと思います。
清水さん
清水さんには解剖学の講習会からフィールドでのプレーヤーの怪我処置、アジリティやランメニュー、フィジカル目標値作成に至るまで、大変お世話になりました。
また、キックオフに向けての相談に関しても、的確な指示とアドバイスをしていただき大変感謝しています。
本当にありがとうございました。大尊敬です。
1年生
みんなより半年遅れてのはじめましてだったから、関わる時間が短かったのが残念です。
人数が少ない分、B練ではいつも大変そうだけど、その分とっても仲が良さそうで活気もあって、ポテンシャルも高いので期待しています。
頑張れ。
2年生
1年生とは対照的にとても人数が多くて、わちゃわちゃ仲が良いなっていう印象です。
留学行く前はまだ1年生だったけど、帰ってきたらAチームでバリバリ活躍して、リーグ戦にも主力で出るような頼もしい選手達になってて感動しました。
3年生を支えつつ、さらに主力として活躍していってね。とっても楽しみです。
3年生
去年のリーグ戦からスタメンとして活躍してた人も多いから、正直あんまり後輩という感じがしないです。
3部降格も、2部昇格に向けての毎日も全部経験して、さらにあと1年みんなにはあります。
これ以上ないほどの経験値を持ったみんななら、来年以降もなんの問題もなく上智ラクロスを引っ張って行けると思う。応援してます。
MG
どんなにメニューが押してても時間通りに練習が終わったり、急な外部練に備品が揃ってるのは全てMGのみんなのおかげです。ありがとう。
TRの仕事も手伝ってもらったり、色んな場面で迷惑をかけてしまっているなと思います。
大変なことだらけかもしれないけど、これからも頑張ってね。
もえ
1人でここまで本当によく頑張ったと思う。
一個上の私たちが、頼りがいのない破天荒な4人だったせいで、余計に色んな負荷をかけちゃってたなと思ってる。
だけど、知識も豊富で、冷静に状況判断できるもえなら、なんの心配もなく来年のTR組織を作っていけると思ってる。頼れるところはちゃんと後輩たちを頼って、頑張りすぎずね。
ゆう、なな
最近は、2人のテーピングレベルが本当に高いなと見ながら感じています。TR業だけじゃなくて審判も頑張ってて、向上心がすごくて尊敬する。はるなさんが理想としてた"後輩が挑戦できる環境"とはまさにこの事だなと2人を見てて思う。失敗しても良いから、これからもどんどんやりたいことに挑戦していってね。ゆうななの今以上の活躍が楽しみです。
えりか、ひなこ、かなこ、ひなの
あまり長くは関われなかったけど、既に仕事が出来すぎて安心して見守ってます。だいぶ慣れてきた時期だと思うから、それぞれやりたいことや、自分のなりたいTR像を追い求めてさらに成長していってね。応援してます。
同期
2年前は1部昇格行けるかと思ってたのに、気づいたら3部に落ちてて、今は2部昇格まであと少し。
激動の4年間って感じだったね。
4TRがポンコツで迷惑をかけたことも多々あったけど、理解してきてくれてありがとう。
みんなと2部昇格して、笑って引退したい。
みんなが同期で良かった。
せれな
清水さんとの連携を積極的に進めてくれたり、プレーヤーへの呼びかけをやってくれたりと、せれなの人間好き(?)な性格には、沢山助けられたと思ってます。
TR業だけじゃなくてSNSや試合配信もすごく力を入れて後輩たちを引っ張っていったりして、本当にお疲れさま。
4TRを楽しくゲラゲラ笑わせてくれていたせれなには大感謝です。
まりの
まりのは、プレーヤーの小さな怪我にも気づいて確認しにいくところが、本当にTRに向いているなとずっと思っています。「大丈夫っしょ」という大雑把な私の性格をカバーしてくれていたと勝手に感謝しています。
常にニヤニヤスーパーポジティブなまりののおかげで、部活内外問わずかなり助けられてきました。ありがとう。
むつみ
留学もあって、半ば強引にむつみがリーダーを引き受けてくれる形になってしまってごめんね。
MTGや日々の練習のメニュー相談、全体集合での発信、その他私たちが知らないような仕事もこなしてくれて本当に感謝してます。
すっごく頑張り屋さんで極度の気遣いゆえに弱音を吐けないところがたまに心配になるけど、実は一番の姉御肌で、とっても頼り甲斐のあるむっちゃんは最高のTRリーダーだよ。
去年の入替戦で敗北し3部に降格した相手、東経。
一年越しに昇格戦で対戦するなんて、これ以上ないほど引退試合にふさわしい、最高の締めくくりだと思っています。
なんとしてでも勝利し、2部奪還を果たします。
次はまりのです。
毎日服装をかぶせてきては会った途端に「ねえほんと最悪」と文句を言ってくるまりのですが、不本意な双子コーデもあと数日かと思うと少し寂しい気もします。私服まで合わせてくるのは恥ずかしくて歩けないので本当にやめてください。
そうは言いつつ、一緒にいる今も横で必死に書いている姿が見えるので、さぞ感動するブログを作っていることでしょう。
次、よろしくお願いします。