新世代TikToker代表の市川君から回ってきました。(ロックリー @tomdayo0084で検索)
法学部法律学科4年の原彰吾です。
まず始めにOBOG、コーチ、保護者の方々をはじめとする関係者の皆様、
日頃より上智大学男子ラクロス部を支えていただきありがとうございます。
そして4年間様々な面でサポートしてくれた同期、両親、どこでも一緒に行った家の車にも本当に感謝しています。
4年間ありがとうございました。
1年生の頃から「辞めようかな~」を口癖に、4年間あっという間に経ってしまいました。
4年間を振り返って思うことは、辞めたい日々の連続でした。
1年生の頃は試合に出られず、自分のセンスの無さに部活を辞めたくなりました。
2年生からはAチームでリーグ戦に出場しましたが、正直練習量も多くて辛いし、
みんなの前でミスするのが怖くて辞めたくなりました。
結局ないものねだり。
どちらにしろ辞めようかな~という気持ちは4年間常にあり続けました。
さらに言えば、今この時も大学生活という貴重な4年間の全てをかけて取り組んだ部活に、
何か意味があったのか。もっと遊んだり、やりたいことやったり、そんな日々でも良かったのではとも思います。
ただ意外なことに4年間遅刻は1回もしたことないし、サボって練習を休むこともしたことないです。
どうして辞めたい気持ちを抱えて4年間続けることができたのか。
それは単に日々の練習や試合中に「楽しい瞬間」が一回はあるからです。
練習前や練習後に同期や後輩と話したり、練習や試合で気持ちの良いアシスト、ショットが決まったり、
そしてなによりこのメンバーで試合に勝ったり。
こんな日々を積み重ねた結果、「辞めようかな~」の後に「まあ続けてみるか」が付きました。
そして4年目になって、ショットが決まる試合が増えてきて「もっとスコアしたい、勝ちたい」になりました。
きっとここに至るまでに4年間かかったのは遅すぎたかもしれません。
でもいいんです。
4年目最後だからこそ「自分がチームを勝たせる」と思っています。
同期はとにかくやる気に満ち溢れているやつばかりで、自分のやる気の無さとのギャップで
4年間迷惑をかけてきました。だからこそ最後のリーグ戦、死ぬ気で点取ってチームを救います。
これが4年間こんな自分を受け入れてくれたみんなへの恩返しです。
こういうこと言うと怒られそうですが、あくまで個人的に、
絶対に何が何でも「1部昇格したい」だとか「試合で負けたくない」なんて思っていません。
ここで過ごした4年間が消えるわけでもないし、別に人生が終わるわけでもない。
ただ4年間チームみんなで真摯に取り組み続け、向き合い続けたラクロス部での日々を締めくくるには、
最後のリーグ戦で1部昇格するしかない。それしか考えられない。
最高のOF,DF,FOが揃っているこのチームで負けるビジョンは一切無い。
そしてその1ピースが自分であることを誇りに思います。
このリーグ戦、やり切ろう。俺たちならやれる。
追記(農大戦を終えて)
農大戦終えて、正直逆転するなんて思ってもなかったです。
たった一瞬でした。ゴーリーが弾いたボールをグラボしてゴールに入れる。
別に速いショットを打ったわけでも、良い1on1したわけでもありません。
目の前に転がってきたボールを拾って入れるだけ。自分がしたことなんて1年生でもできることです。
ただ負けたらほぼ入れ替え戦へ行けない、1点追いかけてる状況、そして最終Q。
この状況でどれだけの人が落ち着いて決め切ることができるでしょうか。
自分はあの瞬間何も考えていませんでした。
ただ身体が勝手にきちんとグラボして、ノークレでそのまま放ってました。
4年間で身体に染みついてきたことがそのまま出ただけ。
だからこそ後輩に伝えたいことは、1つのパスやショット、グラボに拘り切れていますか?
きっとこれから先、みんなもこういったことを経験することがあると思います。
その時頼りになるのは自分だけです。どれだけ普段から拘れているか。
自分を最大限信頼できるプレイヤーになってください。
同期へ
4年間ありがとうございました。この代はよくここまで個性的な人が集まったなと思います。
1年生の頃はサマーウインター3位、2年ではリーグ戦に何人もボックス入り、3年では主力、
4年では(きっと)1部昇格、実績としては申し分ないですね。
プライベート面では意外なことに同期で遊んだり、飲みに行ったりしたことは数えるくらいしかない気がします。
あ、誘われてないだけですか?
多分みんな知っていると思いますが、この代といるとかなり疲れます。
ボケの大渋滞、しょうもない話、長山と市川の大喧嘩、疲れる要素しかありません。
でも楽しかった。それに尽きます。
4年間振り返って思い出すことなんてほとんどありませんが、
一瞬一瞬が楽しかったことだけは覚えています。
最高のサッカー漫画「DAYS」の引退シーンにこんな言葉があります。
「長い人生の一駅、たまたま聖蹟サッカー部という同じ車両に一緒に乗り合わせただけ。
この車両は居心地が良かった。それで十分だ。」
最期に、同期のみんなに実はアオアシよりDAYS派ということだけ伝えておきます。
3年へ
伝えたいことは、まずコロナ渦に行った新歓で入ってきてくれてありがとう。
そして1年生の頃は育成をきちんとしてあげられなくてごめんよ。
ほぼ全てオンラインでの育成になってしまい、きちんとしたフォームやスキルを教えることができなかったことが、
今のレベルに繋がっていることは自分たち新歓育成班の責任だと感じています。
1年生の公式大会もろくに開催できず、同期で試合に勝つ楽しさや、
ラクロス自体の楽しさもまだまだ知らないと思います。でもこのリーグ戦が終ればみんなの代です。
試合を勝たせるのも、チームをまとめるのもみんなの代です。
今の現状から目をそらして、何事も言い訳することは簡単なことですが、
次の最高の代をみんなで築き上げてください。
そしてラクロスを全力で楽しんでください。応援してます。
2年生へ
2年生に関してはよく分からんやつが多いです。
なんか強いかも?と思ったこともあるし、弱っっって思ったこともある代です。
ただみんな根本的なラクロスセンスはかなりあると思います。
あとは自分の強みをひたすら伸ばしたら良い選手になると思います。
最近思うことは、これからチームの主力になってくる学年にもなるので、そろそろ後輩面はやめた方が良いと思います。みんな可愛げがある後輩感が否めないです。
もっと先輩として、プレーでも私生活でも後輩の憧れになってください。応援してます。
おのくん、りしくんは中野サイファーしましょう。
1年生はやすしか名前が分からないので、やすへ。
玄品頑張ってください。
スタッフへ
4年間本当にお世話になりました。心の中でサンジばりに土下座して感謝してます。
ビデオアップや審判、テーピング、アイシング、ドリンク、タイム管理、、、
書き出したらキリがないくらい色々なことをサポートしてもらいました。
スタッフがいないとこの部活は成り立ちません。
チームとしての土台がしっかりしているから、このチームは強いのだと思います。
1部昇格して、みんなで全力で喜びましょう。
両親へ
小さい頃から色々なスポーツを経験させてくれてありがとうございました。
ラクロスはお金もかかるし、車も勝手に使いまわして迷惑かけたかと思います。
社会人になったらロン(飼い犬)との温泉旅行でもプレゼントしたいと思うので、
親孝行するのを気長に待っててください。
4年間ありがとうございました。
書き出したら止まらなくなってしまい、長く拙い文章となってしまいましたが、
最期まで読んでいただきありがとうございました。
1部という最高の景色を。
原彰吾
次は1年生の頃からずっと試合前のパスキャをしているそうたです。
日頃そうたから「うん」か「いや、」しか聞かないのでどんなブログになるか楽しみにしてます。