留学先でもたまに現地のラクロッサーのスナチャを送ってくる拓実から回ってきました。
3年マネージャーの山下笑です。
初めに、当部を応援して下さる皆様、平素より大変お世話になっております。皆様のご支援により部員一同、「一部昇格」という目標に向かって日々練習に取り組むことが出来ています。
今後とも変わらぬご支援、ご声援の程宜しくお願い致します。
気づけばもう3年生、
大好きな先輩方の引退まであと数ヶ月、
あっという間にリーグ戦が始まってしまいました。
ここからは、そんなあっという間だった1年間を審判とマネージャーとしての視点から振り返りながら、リーグ戦への意気込みを書かせて頂こうと思います。
『自分の行動を100%チームに還元する』
これはこの1年、審判員の活動を通して持つようになった考えです。
審判員の活動をしている中で、果たして自分のこの活動はチームの役に立っているのかと思うことがあります。
この1年で、審判員の決断一つでその試合の流れを決める重要な役割を果たしているという審判員の存在意義を自分の中で理解出来たと思います。
とはいえ、目に見えるほど自チームのファウルが減ったわけでもなければ、練習試合では判断ミスをし、迷惑をかけてばかり、
それが顕著に現れたのが、東海戦です。
惜しくも2-3で負けました。
フラッグが上がった瞬間、
プレーが笛の音で止まった瞬間、
胸が苦しくなりました。
正直、こんな気持ちになったのは初めてでした。
たかが一つのファウルかもしれない、でもそれが1失点に繋がり、それが試合の敗因になる。当たり前のことかもしれませんが、その責任の重みを東海戦で一身に受けました。
6on6の時にちゃんと止めて注意をしていれば、スタッツを見返してファウルが多い人のプレーをもっとちゃんと見ていれば、、、
試合に負け、悔しいという思いを懲らしめながらも次いこう!と声を掛け合っているプレイヤーを見ていると、私に出来たことは絶対にもっとあったと涙が出ました。
プレイヤーの方がもっと悔しい思いをしているに違いないのに、なんのために審判をしているんだろうと自分の審判員としての活動の意味がわからなくなりました。
選手はファウルした奴が悪いっていうけど、そのファウルを未然に防ぐために、審判員資格を取って、審判派遣まで行っているのに、チームに何も変化を与えられていない現状に悔しさでいっぱいです。
マネージャーは直接的に点を決められない分、自分がチームのために取った行動から得た成果をチームに還元し、勝利に繋がった時に初めて、
「勝因になれた」
と言えるのだと審判員活動を通じて学びました。
私はまだ勝因になれていません。
もう絶対にこの後悔はしたくありません。
生半可な気持ちで審判頑張ってますというのは終わりにします。
プレイヤーがファウルを恐れず自信を持って思いっきりプレー出来るように、
もう3年生、残された時間で今まで以上に身を引き締めて、上級審判員の方や一緒に審判をしている仲間に助けてもらいながら、
必ず成長して、成果を出します。
チームに100%還元します。
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そして上智ラクロス部のマネージャーとしても、この1年を通して多くのことを感じました。
その一つが、
『強い個が集まったマネージャー組織』
を作りたいということです。
3年生になり、ありがたいことに多くの後輩が出来日々刺激を受けています。
プレイヤーとの距離の縮め方がうまい人、誰も気づかないような細かいところまで気付ける人、プレイヤーにも物怖じせず意見を言える人、大丈夫?とすぐに優しく声をかけられる人、私にはない強みを持った人が多くいて本当にすごいなと感心してしまいます。
上智には他大学と比べ、多くのマネージャーがいるため、様々な強みで溢れている、そして一人一人が様々な想いを思って部活に励んでいることをこの1年で強く感じました。
しかし、時によってその多さが欠点となり、うまく纏まらないこともあるのも現状です。
だからこそ、そのそれぞれの良さ/強みを100%発揮出来る場を作ることが、今の私がすべきことなのだと感じました。
しかし、今の私はうまくいかないことがあるとすぐに周りと比較して安心しようとする、やりたいことがあると集中しすぎて周りが見えなくなる。
欠点ばかりです。
いつも周りに支えられていると、リーグ戦初戦のボックスで感じました。
本当にこんな自分が立って良いのか自信がなかった中、
点を決め輝いている選手
隣で頑張っている後輩スタッフ
声を枯らしながら応援しているボックス外メンバー
頼もしくフィールドを走る同期
を見ていると弱音を吐いている暇はない、
自分に出来ることを全力でするだけだと気持ちを強く持てました。
気づいたら周りに支えられていました。
だからまずは私が、
常に誰よりも近くで、
部員の想いをしっかりと受け止められる、
信頼してもらえる、
より高みを目指せる、
そんなマネージャーになり、マネージャー1人1人が自分の強みを発揮出来る、「強い個が集まったマネージャー組織」を作っていきたいと思います。
そして、そういったマネージャー組織を作っていくことが、私に出来るチームへの最大の恩返し、そして4年生の先輩方から学んだことを最大限に発揮出来ることだと思います。
毎日ミーティングをし昨日よりも質を高めようと練習する姿、武者へ行き自分よりも強い相手にも果敢に挑む姿、上手くいかず苛立ちを覚えながらもプレーをする姿、怪我をしていても部のために出来ることを探しリハビリに励む姿、勝利のために闘志を燃やす姿、
私はそんな選手の姿が全部、大好きです。
第一線で活躍する選手の姿を見ていると無性にやる気が湧いてきます。
私達には想像も出来ないほどの辛さ、悲しさ、悔しさを味わっている選手に少しでも貢献したい、
私達の頑張っている姿を見て、自分達もより頑張ろうと思える、そんなスタッフでありたいと思っています。
そして、
今年のスタッフ組織はその想いが特に強いと自信を持って言えます。
強い意志を持って入ってきてくれた多くの後輩、
尊敬出来る先輩方、
必ず勝利に貢献するといった熱い想いを持つスタッフ全員で選手を全力でサポートし、
勝利へ導いていきます。
「一部昇格」を成し遂げるために
3年間共に頑張ってきた大好きな4年生方と一緒に嬉し涙を流せるように
必ず、最後まで全力で、サポートさせて頂きます。
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そして最後に、
4年スタッフの先輩方へ
いつも側で見守ってくださり、沢山のことを教えてくださり、本当にありがとうございました。
どんな時も選手や私たち後輩スタッフ、そして組織のことを考え、常に高みを目指している先輩方。1つしか年齢は変わらないのに、1年生の時からずっと尊敬しています。
そんな先輩方と一緒にいられるのもあと数ヶ月だと思うと寂しくて仕方ないです。
しかし、先輩方から学んだ知識や想いを持ち、
より高みへ、
私たちが来年の部活をしっかりと支えられるよう頑張っていきます。
最後までご指導のほど宜しくお願いします。
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最高なチームで「一部昇格」し、
最高なチームで来年の上智男子ラクロス部へ繋いでいきます。
ALL OUT
3年生ラストは、いつもいじってくる(いじめてくる?)けど、仲良くしてくれる(いつもありがとう)、遼に回します!
3年 MG 山下笑