こうきから回ってきました!
3年MGの久保なずなです。
7月末から、メキシコでの留学生活が始まりました。今年のリーグ戦は、ボックスに入ることもできなければ、ビデオを撮ることも、試合中の分析を行うこともできません。
このブログを書くにあたり、私は今年の上南戦を思い出しました。上南戦は私にとって留学前最後の、そして4年生との最後の公式戦でした。「絶対に勝ちたい」と思っていました。
しかし、私は何もしませんでした。「できなかった」ではなく、「しなかった」です。試合終了後、さやかさんとお話ししながら号泣しましたが、試合に負けた悔しさからではなく、「もっとボックスから声を出せばよかった」とか「ちゃんとスカウティングすればよかった」と、自分の行動を振り返って後悔したからです。
今シーズンは、自分なりにMGとして大きく成長できたと感じています。DF担当の分析スタッフとして、選手と積極的にコミュニケーションを取ることを意識しました。最初は全然理解できなかったミーティングも、少しずつ理解できるようになりました。さまざまな業務を任せてもらえるようになりました。ユニット練が練習の中でも特に好きな時間になりました。それなのに、上南戦では何も行動を起こしませんでした。
「今年のリーグ戦はメキシコからYouTube配信を見て応援するしかできない」は言い訳です。ラッキーなことに、アナライジング班としての活動は日本にいなくても動画さえあれば世界中どこにいてもできます。上南戦のように、何もしなかったことを後悔したくないです。
だから、初戦に向けては今まで行ってきたものからスカウティング内容を大きく変更しました。分析方法に関する資料をたくさん読んだし、共有方法も今までより分かりやすくしたつもりです。DF組織から得た知識を活かして、考察や軽い提案まで行ってみました(合っているか分からないし、内容が浅いかもしれませんが)。
明星戦でこのスカウティングが役に立ったかは分かりません。しかし、できることはやったつもりです。少しは勝利に貢献できたのではないかと思いたいです。
今シーズンのアナライジング班の目標は、「チームの勝因になること」です。これまでたくさんお世話になった4年生との最後のリーグ戦は絶対に一部に昇格して終わりたいです。
そのために、私にできることを全力でがんばります!そして試合中は、留学中の同期たちと一緒に全力で応援します!
次はそらに回します!