まず、日頃から自分たちがラクロスをのびのびとできる環境を作ってくださっているコーチの皆様、OBOG、そして指導をしてくださった引退された先輩の皆様いつもサポートありがとうございます。
自分では想像がつかないくらい長い歴史の中で色々な選手や世代の改革があって、今の上智男子ラクロス部があると思います。
今回の法政戦、自分にとっては去年に続き、3戦目のリーグ戦となりました。ですが、今回のリーグ戦は去年よりも責任感の強いリーグ戦になりました。
というのも、去年リーグ戦で戦ったOFのメンバーは全員四年生であったため、今年は去年の考え方を引き継ぎ、そして自分たちの個性に合わせたプレーを融合させて戦術を考え、去年よりもさらに中心的なメンバーとしてチームのOFを考えてきました。
そのせいなのか、自分の性格の悪いところなのか、その両方なのか、自分の考え方を人に押し付ける場面がよくあったかもしれません。
例えば、そうたという個性の強い奴に
動き方やダッチの仕方を教える時に自分ならこうするという指摘の仕方でアドバイスしてしまったところがありました。
しかし、人それぞれ強みが違います。
自分のいいところが必ずしもそうたの強みになるわけでもないし、プレーの狙いも違うことがあります。
そんな個性のあるプレイヤーが多い中で、自分がやれることは自分なりのアドバイスをするのではなく、その人とコミュニケーションを頻繁に取り、
その人の強みを理解して、自分にも取り入れて一緒に成長することだと感じました。
自分も振り返れば、
たかさんやしゅんぺいさんやりっきさん、りょうすけさんやともなりさんなど、多くの先輩方に自分のやり方を尊重してもらえ、先輩たちの能力を盗みながら、のびのびとプレーできたことで成長できたと思います。
それを自分も同期のみんなや後輩たちにできているかと言われるとできてないと思う時期がありました。
それは自分がやられて嫌なことを人にしてしまっていたと思い、反省しました。
スポーツである以上勝つことが大事であることは間違いなく、試合で勝てなくて焦っている時、
全体の成長やモチベーションの伸びが遅くて焦っている時に強く当たってしまいその人たちのやる気や個性を潰してしまっていたと思うと心が痛いです。
自分はラクロスをしていて、ラクロスの技術や体づくりのこと以外にも多くのことを学んでいます。
信頼関係の大切さ、責任感を持つことの大切さ、主体的に自分の目標を設定し達成しようとする大切さ、どのスタッフもプレイヤーも好きで入った部活に居て自分が輝ける場所があることの大切さなど、多くのことに気付かされています。
自分は少しラクロスが上手いくらいで調子に乗っているガキにすぎないことも気付かされます。
人の意見をしっかり聞くことや、他人の人生も尊重すること、愛を持って相手を叱ることなど自分には課題がたくさんあります。
少しづつでもこの課題を解決して来年のリーグ戦前のブログまでには成長した自分自身、そして仲間たちと試合に向かえるように努力していきます。
この学びはラクロス部だけの話では無いと思います。
自分がこれから自分らしく生きて行く上でも、何かに失敗したり、逆に上手く行った時にいろんな人との関わる上でも、将来ラクロス部にいてよかったとみんなが思えるような体験を作る上でも大切なことだと思います。
組織において自分1人では何もできないことも感じます。
だからこそ、これからはもっと周りの仲間がチームに貢献したと思え、一緒に勝利の喜びを100%分かち合うことができるような組織づくりをしていきたいと思います。
そのためには自分に厳しくあることも大切です。
実際、今現在、自分は公認会計士の試験の勉強中でもあります。この勉強がきついという言い訳をして筋トレやラクロスの練習で言い訳をしたこともあります。
ですがそんなことで言い訳してる奴に弱みを指摘されたり、アドバイスをされても誰も尊敬の念を持って接してくれないと思います。
どんな時でも周りの人に良い影響を与えるような人になるために自分自身が1番努力して、何か目標に向かって走って努力することがかっこいいことであることを示せるような人間になりたいと思います。
リーグ戦に関係のない自分ごとばかりを書いてしまいましたが、次の明星戦も全力でチームメイトと試行錯誤しあって、喜びを分かち合える勝ちに繋げたいと思います。
これからも応援よろしくお願いします。
橋口雅史