4年の佐藤孝洋です。
きっとブログを書くのは人生で最後になると思うので、たまには真面目に書こうと思いますので、長くはなりますが最後まで読んで頂ければ不幸中の幸いです。
僕はこの4年間FOerとして、練習を続けたので、FOについて書こうと思います。
まず簡単にFOerになった経緯を説明すると、単純にかっこいいと思ったから。
試合に出てる時間はとても短いけれど、その一瞬のプレーで周囲の人たちを魅了し、ブレイクで得点を決め、状況を一瞬で変えることができる唯一のポジションだと感じたから。
練習はひたすら地面と向き合って、やっているだけで、はたから見たらくそつまらないポジションだと思う。でもその中に奥深さがあるし、考えながら練習したり、筋トレしたり、ビデオで練習を振り返ったりする事で、どこまでも上を目指せるそんなポジションだと思う。決してフィールドが下手な奴が行き着く墓場のような場所ではないし、FOerなら試合に出れるっていう安易な考えで始めて欲しくない。
FOerになり他大練に参加することも増え、1部校の練習にも参加させてもらえるようになった。しかし、他大練で1部校へ行くたびに力の差を痛感し、こんなにも2部とは差があるのだろうかといつも思った。でもそのたびに学ぶことがあり、それを糧に毎回練習へ参加させてもらっていた。練習でたとえ1部校と対等に戦えても、リーグ戦ではけっして交えることのない悔しさと、1度でもいいから1部の試合でFOをしてみたいと昨年から何度も思うようになった。
FOerとして組織よりも個人で練習する機会が多い分、やはり試合においても『個』としての結果を今までずっと重要視してきた。だから、2年の時からずっとBEST12に入ることを目標にして、ただその目標を達成する為に試合に望んでいた。正直に言ってしまえば、チームの勝敗はどうでもいいと思っていた。でも4年になった今、チームを引っ張っていく立場になった時、それは違うのではないかと感じた。チームが勝てなければ、入れ替え戦で1部校と戦えるわけもなく、負ければ、3年連続で下入れ替えに行く。こんなんで終わりたくないと思った。その為には、『個』として活躍するのももちろん重要ではあるが、1つでも多くポゼッションを取ってオフェンス時間を伸ばしてあげたり、ブレイクでたかにパスして点を決めてもらったりした方がチームの勝利に繋がると思った。ましてや、FOは試合において、自分だけでプレーするだけのものでもない。ウィングと一体になってプレーする必要がある。つまり『集』としてプレーしていくことも『個』と同様に重要だと思う。だからこそ、今年はウィングに入る人達には、高いレベルのこと要求をしたり、厳しく当たることもあったけど、それは１つでも多くポゼッションをとる為であったことを理解してもらいたい。主に今年ウィングにメインで入ってくれた、いっちゃん、かけるとだいきには感謝してもしきれません。ありがとう。
長々とこれまでの思いを書いてきたが、今年のリーグ戦4戦を終えた今、正直チームに貢献できているかは自分でもよくわからない。東洋戦は相手を舐めててくそ負けて、しんやに助けてもらったし、筑波、学習戦は相手のカウンターばかりで、まともなFOはろくにできず、グラボを起こしてばかりと、これと言っていい場面がなかった。だから最終戦の青学戦、これまでの結果以上を残し勝利する為にも、FOで圧倒する。
また今年留学から帰ってきた時に、しんやが昨年よりも上手くなってくれたおかげで、調子が悪い時や相性が悪い時、安心して交替できることは僕にとって、彼の存在はすごい大きい。それは東洋戦で実感することができた。昨年までだったら、どんな時でも1人で出ていたかもしれないが、今年はしんやがいることで、少し気楽にプレーすることができるし、安心してかわることができる。ありがとう。来年も期待してるよ。
同期たちへ、昨年までそこまでの絡みもなく、僕が留学中にあげた筋トレの画像にコメントもくれない薄情な奴らが多いですが、そんな同期が今ではとても好きです。もっと絡んでおけばなぁと後悔してます。なので引退したら、遊ぼうね。正直自分が後輩だったら、頼りなく思えてしまうメンツだけれども、最後は4年生としてチームを引っ張っていって、死に物狂いで残りの試合勝とう。
最後にこれまで僕を熱く支援してくれた両親をはじめ、ご指導いただいたコーチ、OB、OG、他大学FOerの方々本当にありがとうございました。来年以降も変わらぬご支援のほどよろしくお願いします。
次の青学戦絶対に勝とう。美味しいお酒を皆んなで飲もう。
ばいたる
#33 佐藤孝洋
p.s最後までこの長くてよくわからないブログを読んでくれた貴女は、きっと僕のファンなので飲みにでも行きましょう。連絡お待ちしてます。
