総合グローバル学部3年 の加藤友成です。
まず始めに日ごろより、支援・応援してくださるOBOGや保護者、大学関係者の皆様ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。
今年は部員全員のブログリレーをSNS班として企画してみて、実際に後輩や同期のブログを読んで意外な一面が知れてすごい楽しく思うのと同時に、そう思ってるなら行動で示してくれよと思ったりしてます。
いざ自分の番が来て何を書こうか迷いましたが、自分は今回のブログでは、昨シーズンから今期のリーグ戦について書きたいと思います。
拙い文章だと思いますが、最後まで読んでもらえたら幸いです。
まず昨シーズンのことを振り返ると、自分はとにかく悔いの残る一年にしてしまったと思います。
1年の冬からAチームにはなんとか入ることはできたけど、チームの戦力になっているかと言うと、そうでもないレベルでした。それなのに自分はバイトや授業の忙しさを言い訳に、たいして自主練やトレーニングするわけでもなく、ただ何となく練習を頑張って、その日その日に満足していました。
公式戦ではボックスに入り運よく点を入れたものの、それは仲間のアシストとラッキーなターンオーバーのおかげで到底実力とは言えないものでした。
二部残留を決める大事な試合である明星大学との下入れ替え戦では、同期の俊平、たか、誉樹が試合に出ている中、自分はボックスでただただ声を出して眺めていることしか出来ませんでした。
めちゃくちゃ悔しく、来年(今年)は同じ思いだけは絶対にしたくないと思ったと同時に、この悔しさはどうしたら自分が試合に出られるのか、ラクロスが上手くなるのか考えるきっかけになりました。
なんで自分は試合に出られなかったか
理由は簡単で、自分は試合に出て通用・活躍できるレベルじゃありませんでした。そもそもラクロスにかける時間、練習量が圧倒的に足りませんでした。
AチームとBチームや、一部校と二部校などには、身体能力の差や、プレーの技術、ラクロスの理解度などの差が主にあげられると思いますが
これらは結局、どれだけ「本気」でラクロスに向き合い取り組んだか、の差なんじゃないのかと個人的に思います。
身体能力はある程度はトレーニング等で補えるし、クロスワークは自主練で向上するし、海外の動画や一部校の動画を見ればプレーの幅も理解も広がります。
「本気」で取り組んでいるならこれらの時間は必然的に長くなると思います。
SNS班になって、他大学のラクロス部や部員のアカウントを見るようになってからは特に差を感じます。同じ二部で活躍している奴らや、一部で活躍している奴らが、自分たちより遥かに多くの時間をラクロスに費やしているのに、自分はそれまでと同じ努力量では絶対に今年も勝てないとも思いました。
こんな悔しさと自分なりの気付きをきっかけに、入れ替え戦からは自主練、筋トレの頻度を上げ、3年になってからはバイトもやめ、ラクロスにかける時間を増やしたつもりです。
またラクロスを優先することが増え友人の呑みの誘いを多々断り、地元・高校の一部では誘っても釣れないレアキャラになりつつあります笑
よくよく考えてみれば
週に5回も人よりかなり早く起きて、多くのエネルギー、費用をかけた上で部活が出来ているのに、ただ楽しむだけに重点を置くのはすげーもったいないと思います。もっとチームで上手くなってもっと勝利の楽しみをみんなで味わいたいです。みんなに何かを犠牲にしてラクロス頑張れとはまでは思っていないので、ラクロスに対してかける時間が少しでも伸びたらいいなと思います。
他力本願で申し訳ないですが、もっと影響力を与えてくれる人が多く欲しいとも思ったりします。
自分は自分に甘く、ちょっとでも妥協し始めると行動できない人間なので壁あてなどの自主練や筋トレを一緒にやってくれる人がいたら是非声をかけて欲しいです。
誰にも言っていないのですが、自分は今年の4年生の誘い合いや全員でのボックス入りがすごく羨ましいです。
自分は同期が好きなので全員でボックスに入り、最高の勝利の瞬間をみんなと共有したいです。あと1年だけは一緒に今より頑張ろう同期
次に今シーズンについて書きます。
「一部昇格」
どうせやるなら日本一を争い白熱した試合をしたい。
高いレベルで鎬を削るような環境でラクロスをしてみたい。
ラクロスを始めてから一部リーグで戦うことに憧れていました。
ラクロスはリーグ戦が一年で1回、一部で戦うには、今年が昇格のラストチャンス
そんなつもりで今期のリーグ戦を迎えるための準備をしようと考えていました。
しかし今シーズンを振り返ってみると、3部校との練習試合で出鼻を挫かれ、危機感を感じざるを得ないスタートとなってました。
自分が入部してからの二回のリーグ戦で、二年連続の下入れ替えを経験し、上智は二部下位という下馬評になっていると考え、最初に3部校に負けて、「今年こそ下入れ替えあるな」と頭を過った仲間も少なくなかったと思います。
7月に迎えた上南戦でも南山大学相手に60分の試合を通じてたった2点しか奪えず、1点差で敗北。自分の決定力不足を痛感しました。
その上リーグ戦直前に行った夏合宿では、同じ二部のチームに全敗、チームは勝ちなし、自分も無得点という結果に終わってしまい、気づけば、「一部昇格」の目標ではなく、「二部残留」を優先的に考えてしまっていました。
心のどこかで妥協し、自分自身で限界を決めかけてしまっていました。
心身一如という言葉があり、心と体は表裏一体的な意味なんですが、このことは自分のことをよく表してくれていると思います。
自分はメンタルに問題があればすぐにプレーに影響が出ます。
なので妥協をしている夏合宿は本当にクソみたいなプレーの連発でチームに迷惑をかけたと思います。すみませんでした。
夏合宿後に、一部の開幕戦である早慶戦を見て改めて本気で「一部昇格」して、最高の舞台で試合がしたいと、感じてからどこかミスも減り、調子も上がりました。
そしてリーグ戦、蓋を開けてみると東海に引き分けスタートであったものの、続く東洋、筑波戦には辛勝し3戦で2勝1分。自分もチャンスに恵まれ3試合共に得点することができました。
入部してから経験のない戦況で、残留と昇格のチャンスがかなり大きくなって自分はどこか浮き足立っており、次戦ではなく入れ替え戦を左右する最終戦のことを考えてしまいました。
その結果の学習院戦。内容は散々で最初の自分のミスで流れが相手に行かず、結果もかなり違ったんじゃないかと思います。
幸いなことに、まだ他大学の試合結果によっては、かなりの確率で最終戦の青山学院に勝利すれば、一部との入れ替え戦のチャンスがあります。
過去を振り返ってもしょうがないので
この10日間は本気で準備して、最高の状態で臨みたいと思います。まだまだやれることはたくさんあります。
そして、自由奔放で生意気な3年生を受け入れて、何かと迷惑をかけている4年生にプレーで恩返ししたいです。
「一部昇格」
俺たちなら出来る
勝って最高の舞台で勝負しよう!
Vital!
#7 加藤友成